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 東日本大震災から13年。ただお祈りするとともに、現場に立つ意味を思います。

 3.11の2週間ほど前に、気仙沼に伺っていました。大火災と津波のテレビに、あの街が…。ボランティアの受け入れができないとの状況に、4月に現地入り。がれきの街、取り残された集落、避難所、ご遺体の安置所…。言葉も出ません。

 現場に立って感じたことは、「臭い」と「時空」です。臭いは映像では伝わらい。その人その場で、時間の流れ、空気が違うのです。振り返れば、人間の人智を超えた「いのちの授業」だったようにも思われます。

 その後も、日本中で地震や風水害が発生。いのちをバトンタッチする会のご縁に方々には、小さな気持ちをお届けして参りました。現場に立ったから、自分も支えれてきたから、そんなことを思います。

 3.11は、今もこれからも発生します。現場に立てる、気持ちを分かち合える、思いをはせられる、そんな自分でと思います。心よりお祈り申し上げます。合掌。

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