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M-12021 敗者復活。

東京の気温が今年一番下がった昼下がりに
行われた敗者復活を奧さんとTVで見ました。

本気で寒そうな中、残り一席を賭けた戦い。
青天井で笑い声も抜けていく中、それでも、
TV音声にも乗るぐらいの笑いを取った組が、
敗者復活を勝ち取るのだろうなと思いました。

ちなみに自分も奥さんも審査員気分で
ホームページで採点もしましたし、投票もしました。

気になった組だけ抜粋で。

見取り図は4番目の出順でしたけど、
ファイナリストは伊達じゃなく、きっちり盛り上げてました。
オチもキレイだったし、ここからようやく敗者復活に
エンジンがかかってきたと思いました。

その後、ハライチで僕たち的には
そんなでもなかったんですけど、
途中で国民が採点した平均点が出た時に、
結構平均点高かったんですよね。
正直「マジか・・・」って思いました。

そのあとマユリカやヨネダ2000がいい感じで
ヨネダ2000はネタにTHEWの時も
ミュージシャン出てたなとか思いながら。

しばらく進んで、男性ブランコ
ホントにいい漫才コントでした。
出てきた時の芸人とは思えない普通の感じから、
いい意味で観客を裏切るワードセンス。

「マジ女将」「十四本の指に入る」「歓迎ムード」
「ガチ飯」「しゃも水」「全治癒」
「ルンバのペースでやらせてあげて」

4分間ずっと爆笑しました。
二人の声もいいし、滑舌よくすごく聞き取りやすい。
また今のご時世に合った、傷つけない笑いを提示して、
ここまで面白いのは本当に素晴らしい事だと思います。
これまでのトップは見取り図でしたが、男性ブランコにチェンジ。

そのあと金属バットでしたが、これも良かった。
テレビ朝日の番組で旗揚げゲームのツカミ。
その後、早口言葉のネタでもパンチライン連発。
生放送の利点を最大限利用したネタでした、
それでも引かす事無く、ちゃんと爆笑を取り、
今年こそM-1の舞台を立つという意気込みを
金属バットから感じ取りました。
ただ、最後あたりなんでチョケてグダらせたかなぁとも
思いましたけど、それも彼ららしさという事で。

からし蓮根もよかったと思います。
伊織は失礼な奴やらせたら、ホント映えるし、
青空はキレがありつつ、ワードでツッコむし、
コンビのバランスがすごく取れてるなぁと。
漫才もうまいし、このネタもボケが大体ウケてたんで、
上位三組に入るだろうなと思ってました。

なので、自分は別の記事でも書きましたが、
男性ブランコ、金属バット、からし蓮根に投票。

M-1本番が始まり、笑神籤の四番目に敗者復活が引かれました。
国民投票のランキングがザーッと出ましたが、
まずからし蓮根が意外に低い。そして見取り図が四位。
ハライチが上位三組に残った時点で完全に嫌な予感が。
そしてこういうのはだいたい当たるもんで。

敗者復活に選ばれたのはハライチでした。
この時点で3連単が外れたのを確信しました。

敗者復活が終わった後、ツイッターでは大体、金属バット、
男性ブランコだったんで、お、これはいいぞ!と思ったんですけど、
フタを開けてみればこれ。国民投票と自分のズレを痛感。

でも、それだけお笑いの価値観ってみんな違うもんで、
お笑いを審査するって言うのは本当に難しい事なんだと。
だから賞レースの審査や結果にあーだこーだ言うのも
本来はお門違いな話なんだという事を認識しないといけないのでしょう。

敗者復活に出られてた全組の方々、
寒い中、漫才をありがとうございました。



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