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アスファルトと人間の狭間での16年の変遷。「価値あること」の視界はあれからどうなったか?

アスファルトと人間のあいだで。
私がながらく欲しがっていたものは、単純明快に誰もが目で見えるものでした。
それは例えばお給料や、ブランドもののカバンだったり、彼氏からのアクセサリーだったり。

それらを手の内におさめる為には、人間とのやりとりが不可避。そしておさめていないと、人と近づけないような錯覚に長くいました。

人と繋がることをあまりにも苦手としてきた私。ひとりで漫画描いたり、ひとりで仕事したりしてきた時間が圧倒的に長かった私。都会では身近な人間と繋がることの煩わしさと長らく向き合ってきたように思う。繋がりを断ち切る勇気もなかったし、わかりやすいものへの欲も手伝って。疲弊は続くよどこまでも。

そんな時たまに行く先で出会う自然は、人生で獲得してきた語彙ではうまいこと形作ることの出来ない感動をくれ、だけれども、形作れないからこそ、留めて、育てていくことが難しかったようにも思います。

人を煩わしい以外にどう感じられるのか全く見えない私が、奇跡的に人と繋がって得た喜びの先で。
虫が苦手なのに、気候変動に弱いのに、伊豆の天城湯ヶ島に行きたい、何かこの土地でやってみたい、っていうことが、今の私に起きていることです。

もちろん、入口は天城湯ヶ島の皆さんの、数年に渡る、優しいコミュニケーションの、または見守ってくれてきた内側だからこそ、現れてきた視界。

私に「ふるさと」をプレゼントしてくれた、天城湯ヶ島に。天城湯ヶ島がある伊豆に。ふるさとを届けられうる世界中すべての人に、このプレゼントを増量して還していきます。

山と、川と、空と、土と、アスファルトと、そして人間、わかりやすいもの、わかりにくいもの、あるもの全てを繋げてみながら。

徒然なるままに。

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