うちの子ゲームとしてのPBW

最初に結論。

 TW7は設定縛りきついんで、アダプター噛ませましょう!

2021年8月、同期の桜

 この記事は、2021年8月に運営開始されたうちの子ゲーム2タイトルを比較しながら、軽くお話ししていきます。

・サクセスのブラウザゲーム「バースセイバー」
・トミーウォーカーのPBW、TW7「チェインパラドクス」です!

 両者の共通点は「キャラメイクがTRPG寄り」なのと「キャラにイラストが付けられる」ことですね。ただし大きな違いが。

バースセイバーは、ガチャのあるブラウザRPG

 よくあるソシャゲに寄せた作りなので、理解はしやすいでしょう。設定の付け方にほとんど制限がない代わり、イラストはほぼ自分で用意する必要あり。それ以外は、権利関係が面倒ひとりでコツコツ遊べるが、私個人には課金する理由が見つかりません。バトル以外に個性表現の場が少ない。

チェインパラドクスは、文章でキャラに指示を出すPBW

 ガチャなし多人数でのリモートプレイに特化した、TRPGの簡易劣化版種族やジョブ用意されたものしか選べない。イラストオーダーサービスがあるが、自作イラストの使用は不可ひとりでは遊べず、必ず他のプレイヤーなりゲームマスターなりと関わることになります。

 イラストの価格帯SkebやSKIMAよりお手頃で、一部割り勘できる商品も。シナリオに全く参加せず、なりきりSNSでの交流とイラスト発注だけで楽しむことも可能。イラストはサービス終了しても手元に残るため私のようにクレジット表記して二次創作で使い回すこともできます。

 たとえシナリオが壊滅的に合わなくてもイラストのためだけに課金する価値が残ってます(運営にとっては不本意な紹介のされ方でしょうけど)。
 初期レベルキャラでも、イラストなりきり個性を表現できます。ただし世界設定に合わないイラストは頼めません

 うちの子に合う種族が無かったら、人間でのキャラ登録が無難です!

みんなが敵討ちしなくてもいいよ

 チェインパラドクスの序盤は、ドラクエ7にそっくりです。ある日、地球の大地は「新宿区35万人」を残して消滅。それ以外の陸地は全て海と化してしまいます。グランエスタード新宿島

 そして、海岸となった新宿の外周に「様々な時代からの漂着物」が流れ着くようになりました。その中には、人の姿も。人とは違う異種族の姿も見えます。彼らは各時代で侵略者「クロノヴェーダ」と戦うも敗れ去り、命を落としたと思われていた者たち。

 やがて彼らは集い、奪われたものを取り戻すために立ち上がります。人は彼らを「復讐者(ディアボロス)」と呼んだ…!

君は、それを赦せるか。

 だいたいこうでしたね?TW7のオープニング。違ってたら許してくれよ!な! な!
 でも、これが合わない子もいますよね? うちの子は特にそう。

無茶なお願いの叶え方、夢渡りのアダプター

公式で扱われてない地域、時代のキャラで遊びたい
・実は公式にいない種族ってことにしたい
・うちの子、異世界人なんですけど?

 初心者に多いこれらのワガママ一応は可能です! ただし公式リプレイでの描写とか、私的な設定を公式に認めさせるとかはやめた方がいいです。そこはハッキリ言っときます。うちゅうのほうそくがみだれる!!

 他人は変えられないので、自分のほうでゲームとの付き合い方を調節しましょう! TWから学んだ人生の教訓です。

 内輪で楽しむ分には、構わないですけどね!! ディアボロスたちの中に出身地不明の不思議ちゃんが紛れていても、おかしくないです。もともと、変わり者が多いでしょうし、気にもされません。素性を伏せて、郷に入っては郷に従えで動いてる限りは。

 いまからご紹介する「夢渡り」は、出身地不明の異邦人がTW世界に自然と紛れ込むのにうってつけな「裏設定」です。ヘッドキャノン。

 これは私のオリジナル設定でTW7とは一切関係ありませんが、究極に汎用性が高い万能設定なので、ドラクエ3の二次創作「お金に厳しいDQ3」でも便利に使わせてもらってます。

実は、誰でも無意識に異世界転移していた!

 わざわざ異世界転生する理由ありません。今の人生を楽しみながら、異世界ライフも欲張っちゃいましょう。夢渡りこれからのスタンダードに!

【1】全人類が持ってる基礎能力眠ることさえできれば誰でもできる。
【2】寝てる間に見た夢は、実は幽体離脱していたときの記憶。
【3】本体の近くで行動すると夢歩き異世界に精神を飛ばす夢渡り
【4】どこへ飛ぶかはランダム、ただし本人の願望心理状態が影響する。
【5】強く印象に残った夢ブックマークされる(精神だけのルーラ)。
【6】夢の中で死んだり危険を感じると、夢から強制的に醒める。夢落ち
【7】本体の寝てる場所が朝になったり、目覚ましが鳴る強制終了

 この理屈なら、どんな異世界からでも別の創作物の世界に入り込めます!胡蝶の夢という故事成語もありますね。そして、人間に想像できることは、必ずすべてどこかの宇宙に存在します。夢だけがマルチバースを自由に往来できる手段。物質的な制約がないからこそ。

 うちの子が本来所属する世界から、夢渡りでチェインパラドクスの世界へやってきた。これならどんなキャラでも持ち込めます。異世界なので本来のチカラは制限され、また初期レベルから経験を積む必要はありますが。

 転移先でどうやって肉体を得たのかは、いろいろな選択肢があります。

いろいろなアバター(化身)の例

【1】眠ったまま起きない人の身体を借りた。
【2】放置されてたロボットに乗り移った。
【3】神々のコスプレグッズである魔法人形に精神を宿した。
【4】修行により、精神体を実体化する術を習得した。
【5】転移先で専用ボディが用意されていた。

 3〜5のパターンは、私のオリジナル小説「ワルネカ」やその前身作品、「お金に厳しいDQ3」などで使われています。

もっと単純化して考えたら

 チェインパラドクスの世界はゲーム、あるいはお芝居である。うちの子役者になって、何かの役を演じている。スターシステムです。

 以上。表向きは公式設定に従うフリをしながら、裏で想像の翼を広げて、楽しみましょう! あなたが闇夜のオーロラに出会えますように。

 繰り返しますが、現地のルールは大切に。ローマでは、ローマ人のようにせよ。

アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。