19日目　RPGむかしばなし

一人の大胆な神が水を飲みに泉にやって来て
永遠の叡智を得た代償に片方の目を差し出しました
そして世界樹のトネリコの木から枝を一本折り
その枝から槍の柄を作りました
長い年月とともに　その枝の傷は　森のような大樹を弱らせました
葉が黄ばんで落ち　木はついに枯れてしまいました

ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」冒頭部分/Wikipedia「ユグドラシル」の項目より引用

ユッフィーさぁんがぁ、わたしぃの好きなネタで解説してくれましたぁ！

・世界樹のトネリコの木はぁ「ほんとうのRPG」ぃ。
・折られた枝はぁ「ゲームソフトのRPG」ぃ。
・枝を折った神様はぁ「過去の伝説級クリエイター」たちぃ。

長い年月の間に、枝だけが有名になってぇ、世界樹は忘れられてぇ…
RPGの世界はぁ、枯れてしまったんですねぇ。

豊かな恵みがうしなわれてぇ、世の中にはあらそいとにくしみが満ちて。
「おおいなる冬」がぁ、やってきた。