「ずらかるぞ!」

噂の幽霊船に恐れをなし、逃げる海賊ども。
みるみる小さくなる私掠船から、火を吹く人影が飛び出た。

「シャルロッテ、帰るぞ!」
「げげ、クワンダしゃん」

たぶん、保護者なのだろう。密航してまで追ってきた。

「とりあえず、ボクの船で話さない?」
画像1

アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。