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のろいのことばとおまじない

『〇〇ちゃん(むすめの名前)、しっかりものだから!』

いつのまにか、長女が自分でこう言っていた。

「しっかりもの」
それは誰かに言われたであろう褒め言葉。


お母さん生活5年目。

知識ゼロからここまで、よくやってきたな。
独身時代はこどもが苦手だったし…

喜びもあれば憂い、悲しみもあり。
今まで感じたことのない怒りに苛まれたり…


育児の中で自分がきらいになる瞬間がたくさんあった。

今日も無事に元気で可愛く生きていてくれるのって、ほんと奇跡!

そう思う瞬間もたくさんあるけど、

冷たい態度をとってしまい自己嫌悪、
思うようにならず怒鳴り、泣かせ、しまいには一緒に泣く…


そんな日もたくさんある。



人格を否定するような言葉を使わない
自分もこどもとの約束を守る
その場しのぎの嘘を言わない
共感、代弁をしてあげる


育児本を読んだりして得た知識。

わたしは小さな約束も叶えてあげようと必死だ。
朝の登園時間に急に、〇〇したい!と言われ、
こども園から帰ってきたらと約束したなら、
忘れずにそれをしたいと思う。

私だって約束を破られるのはイヤだ。
あとで「約束したのに!」と言われるのも。

だけど…
たまにそれで自分がすり減っている感覚がある。

自分で決めた「こどもとの約束を守る」に
縛られているのだ。

こどもとの関係をよくする為にしているのに、
それに疲れている自分。
ある種の のろい のようなもの。

ことば は 薬にも毒にもなる


『〇〇ちゃん、しっかりものだから!』
彼女にとって
もうすこし力がわいてくる
おまじないのようなことばであればいいな。




今日のひとこと
こどもへの声がけってむずかしい。
おすすめの本があれば教えてほしい!


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