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デザインの「秘伝」

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デザインの技術と技能はどのように上達するのかについて、メモというかエッセイを書いていきます。
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#デザイナー

伝えると伝わる |デザインの秘伝⑦

具体的にどんな風に?とかがある訳ではなく何となくイケてない。何となく違う。って感じる時っ…

技能を振り返る 〜デザインの秘伝01〜

会社勤めのデザイナーなら、この半期を通して何ができるようになったのか? 振り返りの面談が…

料理上手な人 〜デザインの秘伝02〜

いつもそうなんです。 うまくいったためしがないんです。 レシピ通りに作っても。 大さじ一…

支点を明確にする 〜デザインの秘伝03〜

_小学校の頃、コンパスで円を描き模様を仕上げてくるといった宿題があったんですね。 その日…

技能は伝承できるのか 〜デザインの秘伝04〜

週末は、宮大工の棟梁であった西岡常一さんの自伝を読みました。 世界遺産でもある法隆寺や薬…

個人商店の心構え 〜デザインの秘伝05〜

残念なのですが、専門領域の技術には、どんなものにも消費期限が決まっているんですね。 デザ…

「技」と「術」を嘘で説明する 〜デザインの秘伝06〜

本のタイトルを失念しましたが... 「なるほど」と思った話をまず。 武道の教え方には2種類の道あって、「一般道場生」と「道場の後継者」では、そもそも練習の入りが別れているそうです。 まず、一般道場生は「技の練習」から入ります。具体的には「突き」や「蹴り」など体で覚えることが主になります。 それに対し後継者は「術の修得」から学ぶそうです。「術」とは相手の力を利用するために人体について知ること。または、隙を見極めて技を繰り出すためのイメージを養うことなどが挙げられます。 (※