マガジンのカバー画像

デザインの「秘伝」

8
デザインの技術と技能はどのように上達するのかについて、メモというかエッセイを書いていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

「直感」と「ひらめき」の話

アイデアって「降ってくる」ものでしょうか、それとも「浮かぶ」ものでしょうか。どちらもフッ…

伝えると伝わる |デザインの秘伝⑦

具体的にどんな風に?とかがある訳ではなく何となくイケてない。何となく違う。って感じる時っ…

技能を振り返る 〜デザインの秘伝01〜

会社勤めのデザイナーなら、この半期を通して何ができるようになったのか? 振り返りの面談が…

料理上手な人 〜デザインの秘伝02〜

いつもそうなんです。 うまくいったためしがないんです。 レシピ通りに作っても。 大さじ一…

支点を明確にする 〜デザインの秘伝03〜

_小学校の頃、コンパスで円を描き模様を仕上げてくるといった宿題があったんですね。 その日…

技能は伝承できるのか 〜デザインの秘伝04〜

週末は、宮大工の棟梁であった西岡常一さんの自伝を読みました。 世界遺産でもある法隆寺や薬…

個人商店の心構え 〜デザインの秘伝05〜

残念なのですが、専門領域の技術には、どんなものにも消費期限が決まっているんですね。 デザインがコモディティ化しているなど言われていますが、実際にプロでなくても誰でも簡単に扱えるツールがあり、それなりにデザイン性の高いアウトプットができる世の中になっています。技術の進化の賜物です。 技術には時価のようなものがあります。当然ですがインフレすれば価値は下がりますし、DTPが写植の仕事を奪ったように、技術革新が起きる事で領域自体が消滅してしまう可能性もあります。 そうなっては商

「技」と「術」を嘘で説明する 〜デザインの秘伝06〜

本のタイトルを失念しましたが... 「なるほど」と思った話をまず。 武道の教え方には2種類の…