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自作キーボード「Keyball44」作ってみた

サ以前、自作キーボード「Lily58 Pro」作りました

これも中々良かったのですが、キーボードとマウス(トラックボール)が一体になっている商品があると聞き、「Keyball44」の制作にチャレンジしてみました。

数年前から存在は知っていたのですが、あまりの人気で全然手に入らず、
最近になって入手しやすくなりました。

Keyballには61, 44, 39と3つのサイズがあります。
今回は中間の44を購入しました

購入したもの

Keyball44キット

Pro Micro Type-C版

キースイッチ「Durock T1 Shrimp」

前回購入したスイッチは、打鍵感は良かったのですが、音が結構なるタイプでした。
自宅で作業する分には心地よかったのですが、職場に持っていくときとかは結構うるさいんじゃないかと気になっていたので、
今回は、打鍵感と静音性を兼ね備えていそうなこれを購入しました

キースイッチ「Ambients Silent Choc Switches」

Keyballは親指側のキーをロープロ仕様に出来ます(choc互換)
親指用にこれを選択しました。
これも静音性を重視しています

トラックボール

キーキャップ

CherryMX用とChoc用でそれぞれ購入しました。
自作キーボード、特に40%サイズくらい小さいと、キーマップをバンバン変更するので、いっそのこと無刻印の方が紛らわしさ回避できるかなと思い、無刻印のものを選びました。

総額 : 41757円

キースイッチなど念のために予備を購入しているので、必要最小限の購入よりいくらか上回っています。

購入しなかったもの

必要だが、既に持っていて購入する必要が無かったものとして、

  • TRSケーブル

  • USB Type-Cケーブル

があります。

また、このキーボードはLEDを仕込んで光らせることもできますが、
今回の制作では省いています

制作過程

このビルドガイドが完璧です。
この通りに進めれば作れます。

また、制作の様子をYoutubeにアップしました。
良ければご覧ください

パーツの確認

念のため、キットの同梱品が足りているか確認します

はんだ付け

ビルドガイドに従ってはんだ付けします。
この作業が全作業時間のほとんどを占めます。
自分の場合約2時間半くらいは使っていたと思います。

PCBソケットとダイオードがそれぞれ44個あるので、44×2×2(端子左右分) 回分は少なくともはんだ付けを行います

もちろんその他、マウス用パーツとPro Microのはんだ付けもあります。
結構な作業量です

テスト

一旦、はんだ付けが終わったらテストします
端子を短絡させて、LCDに何か反応があるか確認します。
ここで反応しないものがあれば、ダイオードなどはんだ付けが上手くいっていないものが無いか確認します

プレートの取り付け

親指側のキーをロープロにするには、プレートを切り離します。
切り離した跡は結構バリが出るので、けが予防のためにもやすりをかけてなめらかにしておきます

キースイッチ、キーキャップの取り付け

完成

全作業時間4時間ほどで完成しました。
中々大変な作業でした

その後の感想

分離型キーボードの良さはLilyの時点で知っていました。
やはり肩が開くのは姿勢改善の効果がありますし、
左右キーボード間にスペースが開くことで、タブレットやノートを置けて快適です。

以前使っていたLilyより結構キー数が少なくなり、レイアウト切り替えなどで手数が増えましたが、
全体的に小さい分、指の動く範囲は小さく済むので、意外と作業性は悪くないです。
自分用にキーマッピングを最適化する過程も楽しいです。

そしてこのキーボードの最大の特徴であるトラックボールですが、最高です。
マウスを置かずに済む分、机のスペースと、PCに接続するケーブル(有線の場合)が省略できます。
また、手の移動が減り、作業性はかなり向上しました。

神キーボードだと思います。

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