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充実感は、小さな「もったいない」に目を向けることから(あいこす/4)

近頃、スマホを見ている時間が増えていることが悩みでした。

電車での移動中やアルバイトの休憩中など、ちょっとした時間があるととりあえずSNSを開いていました。スマホを持つととりあえずSNSを開くのが癖になっていたようにも思います。

このように、特にSNSを見ている時間が長く、気づいたら思ったよりも時間が経っていたということもしばしばありました。やりたいこともやらなければいけないことも本当はたくさんある中、SNSで時間を浪費してしまうと、「何もできなかった」という感情が大きく残り、自己肯定感まで下がってしまっているように感じていました。このことは、自分にとって結構大きな問題でした。

これをどうにかする必要があると思い、いくつかのアプリを消したり、利用できる時間の制限をつけてみました。そして、代わりに英単語アプリで勉強したり、読書をするようになりました。

そうして生活を少しだけ変えてみてびっくりしたのは、日々の充実感に大きな変化があったことです。実際に英単語を勉強したり、本を読んでいる時間自体は長くないものの、自分自身の時間の感じ方にはかなり影響がありました。以前は、何をするにも「時間がない」「時間を無駄にしている」と焦りを感じることが多くありましたが、スマホを制限してからは「時間に余裕がある」「充実している」と感じる瞬間が増えたのです。

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日頃の生活を充実させる手段の一つとして、活用できていない隙間時間(=もったいない)をみつけてうまく使うということがあげられるのではないかと考えています。これらの時間のそれぞれは小さなものですが、その少しの余白を有意義にしていき、積み重ねることで、一日を通して充実感を得られるのではないかと思います。

私は、充実した生活を送るために、いきなり大きな変化を起こしたりするよりも、こうして今ある小さな「もったいない」をみつけて「余白」をつくり、「有意義」にしていくことが、取り組みやすく継続性もある方法だと思いました。

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生活をもっと充実させたいと思ったきっかけは、気づいたら大学に入学してから2年も経とうとしていることに驚いたからです。意外と時が過ぎるのはあっという間だと感じ、その中で自分にとって納得のいかない時間を過ごしてしまうのは、なんだかもったいないと思いました。

今後より充実した日々を過ごすために、小さなもったいないに目を向け、小さな変化を大切にしていきたいと思います。

あいこす

<この記事を書いた人>
あいこす。青森県中泊町出身。埼玉大学教養学部所属。大学ではヨーロッパ文化を専攻。インターンを通してイノベーションについて学習中。楽器演奏が趣味。最近は専らジャズトランペットに熱中。


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