見出し画像

数字を捉える面白さを感じて!

スモールビジネスの立ち上げを準備していると、専門職としてマーケティングをしていてよかったなと思うことがある。今の自分に感謝!

今日は、その1つの数字で市場規模感を捉えて行くということ。

色々とやり方はあるが、3つくらい例をあげると

・調べても出てこないような問いに、プロセス的思考と因数分解した数字(事実や推測)を当てはめて行く「フェルミ推定」

・ネットや図書館などで記事、調査データから事実を取りに行くデスクリサーチ

・お店にいき、商品数を数えたり、店員さんに売れ筋や売れいきをきくヒアリング調査

今日、書いておきたいのは、数字で捉える面白さを感じて欲しいということ。同時に大事なのは、その楽しさにはハマり、調査バカになったり、思考停止になったり、頭がよくなった気がする自分に酔いすぎないこと。

自分が可能性があると思う分野の数字や規模感を捉えられたら、どんどん次に進んで欲しい!

一例を出すと、菜食主義のヴィーガンが世界的にはトレンドになっている。私の周りも、ヴィーガンは確実に増えている。知的好奇心として湧いたのは、どこがヴィーガン先進都市で、どこが後進都市だろう? 仮説として、ヨーロッパは進んでいて、東京は結構遅れている。ヨーロッパで流行っているヴィーガンレストランのコンセプトを東京で展開するビジネスも可能性があるだろうし、少ないなら日本を旅行するヴィーガン向けのガイドを作ってもニーズはあるだろう。

そこで、これを検証する為に、事実を取りに行こうと。

詳細な思考プロセスは、割愛するが、簡単に書くと。

定義づけ:レストランの数からヴィーガンの浸透性を見れるとする

見つけ方;トリップアドバイザーで全レストランの数を調べ、ヴィーガンフレンドリーなレストランの件数を調べたら、その割合の比較から先進都市と後進都市が見つかると考えた。

結果をいうと、10都市を調べると、アムステルダムが先進都市で、レストランの実に23%がヴィーガンフレンドリーなアイテムを提供しているのに対して、東京は0.2%しかなかった。同時に、知らなかった事実を見つめてみると東京には9万店のレストランが登録さていることに圧倒される。アムステルダムは、約4千店。精進料理とか外国人が多い京都は違うかなと思って、調べて見たら、0.9%と少し多いものの、依然、後進都市。ここで、1%にもいかないから可能性が低いとみるか、先進国は23%もあるのだから、東京は可能性が高いと見るかで、ビジネスの機会を見つけるか、見逃すかは変わってくる。

勘、直感、妄想で動いて欲しい!でも、いい方向に着地する為に、数字を捉えながら、自分なりの定義を元に数字を作りながら、そこに面白さを感じて進んで欲しい!

Photo by Adeolu Eletu on Unsplash

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?