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1ヶ月くらいRTAやってみた感想

9月末から剣盾RTAの練習を始めて、つい先日4時間15分を切って自己ベストを更新することができたので、一区切りとして感想を書くことにする。ゲームの内容にはあまり触れず、RTAというコンテンツに触れた感想を書くので、ポケモンソードに興味ないよって人も読んでほしい。

ちなみに、実はちょうど1年くらい前に一度だけ走っている(古参アピ)。そのときは動画を見てチャート写経してぶっつけで通して5時間弱だった。はじめてのRTAということで、ウキウキで記事も書いた。

このとき「また走りたい!」と書いたのは本心だったが、いかんせん5時間連続で暇な時間を確保するのが難しくてそのまま永眠することとなった。

あれから1年が経ち、8月のRTAinJapanをきっかけとして、軽い剣盾RTAブームが来た。乗るしかねえ! このビッグウェーブに!

1ヶ月で走り出したのは10回。そのうち完走できたのは3回。記録は4:24→4:22→4:13。順調にタイムを縮めることができた。ただ、速い人の自己ベストも大体この辺なので、俺もそろそろ頭打ちかな〜と思っている。(マジで速い人は4:10を切っているが、それはそれ)


RTAをやっていて面白かったのは、最適化作業。これに尽きる。俺は元々カードゲーム畑の人間だが、実際の試合している時間よりデッキ構築や環境考察をしている時間の方が楽しかった。だから、RTAも実際に走ってる時間より、チャート書いたり読んだり検証したりしてる時間の方が楽しい。例えばこの配信↓では1時間延々と無駄トレの首振りについて考えている。

もちろん、カードゲームで試合してるときの方が楽しい人もたくさんいるだろう。同様に、RTAも走ってるときの方が楽しい人も多いと思う。というか、俺はこれまで、それがマジョリティで唯一の楽しみ方だと思っていた。よく見るRTAプレイヤーと呼ばれる人は皆狂ったように走り込んでいたから。

しかし、楽しみ方はそれだけじゃなかった。自分に合った楽しみ方がちゃんと見つけられて良かったなと思う。

そして、この楽しみ方においてはカードゲームよりRTAの方が向いてると思う。なぜなら、カードゲームには相手が必要だがRTAには必要ないから。どれだけ自己満足に時間を費やしても、迷惑をかける相手がいないというのは安心できる(陰キャ並感)。

また、(大規模アプデなどの特殊な場合を除いて)環境が変わらないのも良い。研究が無駄になることがない。もちろん、カードゲームは環境が変わることで一生研究ができるというメリットもあるが、RTAはタイムを細かく詰めるためにほとんど無限に最適化ができる。また、ときには安定性とタイムの天秤を評価することも必要なときもあり、最適化という反面ただ一つに答えが定まらないこともある(この辺はカードゲームと通じる部分があるかもね)。

この最適化作業の果てに、自己満足だけでなく「速い記録」という目に見える成果も得られるのも良い。思うに、RTAは育成ゲームだ。ゲームの理解度を上げたり、練度を上げたり、戦略を改善したりといった投資を行うことで、自分のラップタイムを育てていく。レベリングと表現するのが最も近い感覚があった。

結局何が言いたいかというと、RTAは楽しいぞという話です。俺はあまり人と比べて一喜一憂する楽しみ方はしなかったが、人によっては順位を上げることをモチベーションにしたり、ひたすら周回するゲームプレイすることそのものを楽しんだりする人もいるだろう。きっと楽しみ方は無限大だ。皆も走ろう!

最後に、今回取った自己ベストの配信アーカイブを貼り付けて終わりにする。過疎ってて寂しいので、暇なときにでも配信に冷やかしに来てください。「このゲーム何?」でも「なんでそんなに急いでるんですか?」でも「ところで今日のお昼は何食べました?」でも、何でも歓迎します。まぁぶっちゃけRTA配信はROMって作業BGMにするのに向いてるので、それに使ってもらっても良いです。



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