便利さは何をもたらしたのか?
私は便利が好きで
楽が好きで
簡単が好きで
時短が好きで
スピードが速いのが好きです
正確に言えば、好きでした
なんでもボタン一つで簡単に物事が済む世の中
洗濯機のボタンを押せば、洗濯が終わる
電子レンジのボタンを押せば、お野菜が温まる
お湯を注げば、ラーメンが食べられる
タクシーに乗れば、すぐに目的地に着く
飛行機に乗れば、北海道まで数時間で行ける
アレクサに頼めば、テレビが消せる
ボタンすら押さずに音声で物事が済む
便利さの恩恵を受けながら育ち
便利が人生を豊かにしていると信じていた
なんと幸せな、豊かな時代なんだろうと
本当に便利さは、豊かさをもたらしたのだろうか?
イノチグラスの測定を仕事にし始めて1年
丁寧に時間をかけて測定をする
1回の測定に約3時間かけて測定をする
何度も何度もお客様と確認しながら
行ったり来たりしながら
見え方、感じ方、バランスなどを見ていく
良く見えるだけが目的でないメガネ
そうして3時間かけて作ったメガネでさえも
家に帰って測定時とは環境がかわり
目や脳の状態が変わると
あの時は見えたのに見えにくい
などの結果になることもある
今の自分を知り、未来の自分のメガネをつくる
その過程ではあり得ること
本当に私たち人間は繊細に出来ていている
私たち人間も繊細であるし
また、植物や動物たちも同じである
土が変われば育たない植物がいて
場所を移動したら生きていけない動物もいる
私たちは便利さを追うことで、何を失ったのだろうか?
目のことで言うと
文字を書くようになる
テレビを見る
パソコンを見る
携帯を見る
電気を使う
メガネを使う
コンタクトレンズを使う
レーシックをする
眼内レンズを入れる
便利さとは一体なんなのだろうか?
便利さと引き換えに何を失ったのだろうか?
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