私は自分の事を『化学者』だと思っている
こんにちは!
静岡県島田市で学童保育の設立準備中の田中です。
今日はサクッとした短いお話。
夫が「Dr.STONE(ドクターストーン)」という本を大人買いしまして、読み進めているのですが(まだ5巻までしか読めてない)これを読んでいたら主人公のいろんなシーン、そして色んなセリフに心が震えました!
グッときたセリフたち。
千空、かっこよすぎるのよ。
『ツルピカ猿には牙も爪もねぇ。できんのはただの地道な努力。』
『調べまくる、試しまくる!』
『一見むちゃくちゃなファンタジーだが何かルールがある!だったら俺は戦える。再現性(ルール)を探すのが科学だ!』
『考えろ、仮設でいいんだ考えろ』
『なんでも試せ、とにかく試せ、
信じろ、試して、試して、試して、試して、試しまくれ』
『頭とハートで恐怖に克つ!』←これだけは銀郎のセリフ
『思いつきと、トライ&エラーの繰り返し』
漫画の中に出てくる科学実験、どれもこれもやりたい。。。!!って久々にそんな気持ちになりました。
私は自分を化学者だと思っている
今でこそ、学童の立ち上げをやっていますが、起業のプロセスは化学実験と同じだなと。
※私は化学(ばけがく)出身なので、ここから先は「科学」ではなく「化学」をあえて使います。
『やってみなくちゃ、分からない。』
これは私がメーカーの研究員をしていた頃の上司がいつも言っていたセリフです。某超有名大学出身の方でしたが、「化学の前で、学歴は全く関係ない。知識量には差があるかもしれないが、試したか、試してないか、その違いだけだ。」と。
化学に携わったことのある人はこれを深く理解していると思います。
導電性プラスチックだって、IPS細胞(ES細胞が受精卵の一部の細胞から作製されるのに対して、iPS細胞は皮膚や血液の細胞から作製される)だって、偶然生まれたんだから。
導電性プラスチックがなかったら、スマホはこの世にない。
でもそれらは”必要性がある”と感じた人がトライ&エラーを繰り返さなかったら、きっと偶然で生まれることもなかった。
原点
小学生のころは、素数を考えること、永久機関について考えること、漫画を描くことが大好きだった。
中学では、理科と数学だけは、先生も勉強も好きだったし得意だった。
高校では、理系か文系か迷うことなく、入学する前から理系一択だった。高校生活で唯一100点満点をとった教科は物理だった。
大学選びでは、学部は理学部じゃなく、工学部にすると決めていた。ものづくりがしたかったから。論理だけじゃなく、生活に根差した新しくて便利なものをつくって、役に立ちたかったから。
化学メーカーの研究者になって働くのは、楽しいこともたくさんあったし、社会の荒波に揉まれてつらいこともいっぱいあった。朝6時から夜の11時まで、会社にいた時期もあったなぁ。
退職した後は、新しいことをやってみたくて、マーケティングコンサルの会社に入って、数字を扱う仕事をずっとやってきた。数字と向き合うことが好きだったし、発見がいっぱいあって面白かった。
そして、結婚して子どもが産まれて育ってきて、現在。。。。
生活に根差した、新しくて便利なものをつくりたい。
それは昔から何も変わっていない。
私は化学者。
トライ&エラーを繰り返すだけだ。
AとBを組み合わせて、新しい価値をもったCを作る。
それが、私はきっと得意だし、好きなんだと信じて進む。
ではまた!
このnoteついでに聞いてほしいおすすめソング
アイアム主人公/中村佳穂
新卒で入った化学メーカーは今こんなことになっている、、、、めちゃめちゃ楽しそう!!
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