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【LinuxEssential】ディレクトリについて

こんにちは、これからインフラエンジニアになるゆうたです。

今日のテーマはディレクトリです。
この記事を読むことで、
ディレクトリってどういうものか、絶対パスと相対パス、Linuxのディレクトリ構造についてざっくり理解できるようになります。

目次

①ディレクトリとは
②絶対パスと相対パス
③Linuxのディレクトリ構造

①ディレクトリとは

macOSやWindowsでいうフォルダを指します。
macOSやWindowsと同じように、フォルダの中にフォルダを作成することが可能なように、Linuxでもディレクトリの中にディレクトリを作成することが可能です。
ディレクトリの中に入ったディレクトリのことを、”サブディレクトリ”と呼びます。

②絶対パスと相対パス

ディレクトリの中にディレクトリが入った構造を、階層構造といいます。
階層構造の表現する関係性をパスを使って表現します。
ディレクトリの階層構造にある一番上は、/(ルート)と呼びます。
絶対パスと相対パスと呼ばれる表現方法があり、どこから視点にして判断するのかで使い分けます。
絶対パス
階層構造の一番上(/)ルートを基準にしてパスを表します。
必ずルートから始まるため、表現方法は、 /home/penguin/⚪︎⚪︎.△△ のようになります。
ルートディレクトリから始まり、homeディレクトリ→penguinディレクトリ→⚪︎⚪︎.△△へ辿り着きました。

相対パス
カレントディレクトリを基準にした表現方法です。
カレントディレクトリとは、ユーザーが作業を行っているディレクトリのことです。
絶対パスで、/home/penguin/⚪︎⚪︎.△△ となっていたパスは、
相対パスでは、home/penguin/⚪︎⚪︎.△△と表現することになります。
絶対パスとの違いは、/(ルート)がないことで、同じ名前のディレクトリが複数あった場合、それぞれのパスは、どこのディレクトリなのか見分けることができます。downloads/penguin/⚪︎⚪︎.△△ であれば、downloads →penguinの中に入っています。

絶対パスを使うより、相対パスを使用した方が、シンプルっていう感想です。
pwd コマンドを使用して、カレントディレクトリを把握できます。
あまりに本名フルネームなので消しました。

pwdコマンドでカレントディレクトリを確認


③Linuxのディレクトリ構造

/
 bin 一般ユーザーが利用できる基本コマンド
boot Linuxカーネルなど軌道に必要なファイル
dev デバイスファイル
etc システム設定の認定ファイルや起動スクリプトファイル
home ユーザーのホームディレクトリ
lib ライブラリファイル
media 外付HDDやUSBメモリ、DVDドライブなど
procプロセス情報
sbin システム管理者が利用する基本コマンド
sys システム情報
tmp ファイル一時置き場
usr プログラムやライブラリなど
var ログファイルなど更新されるファイル

まとめ

メモ。
パスとLinuxの主なディレクトリ構造についてざっくり記載しました。
ディレクトリの中にディレクトリを入れることもできる。
中に入ったディレクトリをサブディレクトリ。
今、作業しているディレクトリをカレントディレクトリ。
カレントディレクトリからパスを表現する方法を相対パス。
階層構造のディレクトリトップから表現する方法を絶対パス。


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