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核心を突き、殻を破るキッカケを与える人【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

Kentoが提供中の個別面談メニュー
「使命段階レポート」「賜物解読」にて
お話を伺い、解き明かしてお届けした、

来談者さんの本質的な個性や
魂(1人の個としての心の本質)、
天与の才能や特別な資質(賜物)を
図鑑形式で紹介させていただいています。

Symbol of Giftedness
【ナッツクラッカー(くるみ割り)】

表面上の取り繕った体裁やメンツを叩き割り
内面的な価値や本音を自他に認知させる資質

<キーワード>

  • 殻を破る

  • 核心に触れる

  • 中身(本音)を取り出す

  • 腹を割って話す

  • 単刀直入

  • 潔さ/率直さ

  • 秘められた価値を見出す

  • 取り出すキッカケ

  • 盲点の窓/秘密の窓

<強み/活用の方法>

割って取り出す中身は、
本人さえ無自覚な本音や
未知なる変容の可能性。

鋭い洞察力と豊かな表現や言動で
対象の本心や核心に触れ、表に出す。
気づきや殻を破るキッカケを与える。

<弱み/活かせない時>

外側の硬い殻は
上っ面・外面・世間体・メンツ・体裁
防衛本能・プライド・取り繕った嘘。

発動すると、これらを無効にする。
自己から目を背けている人が対象だと
一時的に恐怖や痛みが伴うことがある。

愛ゆえの言動であっても、
嫌われ役になってしまうことがある。

<解説/編集後記>

私たちは、自分にとって
都合の悪いことを言ってくる人は、
悪い人に見えてしまいがちです。

反対に、自分にとって
都合のいいことを言ってくる人は、
いい人に見えるもの。

だから、世の中から
詐欺が無くならないんですよね。

都合のいいことを言われて、
その話に乗ってみたら、
実は私を騙すためだった…
なんてことになる。

その反対に、世の中には
一時的な好感度や評価を省みず、
その人にとって必要という思いから、
自分にとって都合の悪いことや
耳の痛いことを言ってくる人がいます。

それは、親や先生だったかもしれません。
叱ってくれた先輩や上司かもしれません。

火の玉ストレートで
正論を言い放つ人かもしれません。

ハッとする気づきや、考え直すキッカケを
与えてくれた人かもしれません。

毒舌のようで、毒がない言葉。
悪口ではなく、陰口でもなく、
核心をついてくる人。

ハッキリと率直に意見を言う人のことを
「歯に衣着せぬ」と言いますが、

ナッツクラッカーの賜物を持つ人はむしろ、
「歯に衣着せたままでも、核心を突く人」
と言い換えることができます。

本音を丸裸にしてしまう人。

傷つきたくない心が
大切に守っているために、
周りも本人も
誰も味わうことができなかった中身。

食えない外殻を砕き、
内なる情熱や新たな価値を見出す。

本人でさえ無自覚な本音や
成長の余地がある未知の可能性を
見つけ出し、
変容のキッカケを与える資質です。

この賜物を持つ人は言葉の扱いに長け、
心の距離の詰め方、間合いのとり方に
長けています。

信頼関係を築き、
「この人は心の内側に
 光るものを隠し持っている!」

と見抜き、タイミングを見極めて
切り込んできます。

硬いくるみの殻を割って、
美味しい中身を取り出すように
心理的ブロックを外すキッカケを
与えてくれる人です。

表面上の食えないもの
(本質でないもの・嘘・ごまかし)を、
砕いてしまうことができる人です。

砕かれた側は、
心に痛みを伴うかもしれません。

だって、大切な中身を守るために、
誰かに勝手に食べられてしまわないように
硬く武装してきた殻だから。

だけど、不思議なことに
「中身が価値のある美味しいものだ」
と知ることができたら、
当人が中身を自覚できた瞬間、
殻を破った痛みが苦痛でなくなります。

「あの時、ああ言ってもらったから、
 今の私がある」

という、大切な心の経験値に変わります。
成長の糧になっています。

そんなふうに
変容のキッカケを与えてもらって、
人は成長していくもの。

自分ひとりで殻を破れたか?
と言われると、案外難しいものです。

守ってきた大切な中身が何だったか
本人ですら忘れてしまっていたり、
硬く硬く守ってきたせいで、
本人も取り出せずに途方に暮れているかも
しれません。

それ今言わないほうがいいかもって、
周りから思われるようなことも、
「今!」って思ったら、言っちゃうのが
この資質の持ち主です。

「王様は裸だ!」って言う子どものように。

それでも、いたずらに
人の心に踏み込むわけではありません。

殻を破るタイミングを見極めるチカラも
伴っています。

中にいいものが入っている。
価値があるものが眠っている。

すでに、中身を守る役割を終えていて、
取り出しても構わないと
その人に心の準備ができている。

あるいは、今取り出さなければ、
中身が腐っていってしまう一方だ。

それに気づいているからこそ
「それ、割らせて」と、
ナッツクラッカーを手にとるように、
あなたの可能性を閉じ込めている
心の殻を打ち破ろうとします。

そして、その美味しい中身は、
割った人も、割られた人も、
互いがその恩恵を享受できます。

取り繕った、
表面上は見栄えのいい外面ではなく
腹を割って中身と中身で付き合う。

この人の周りでは
そのような人間関係が
広がっていくでしょう。

一時的には、割れた当人にとっては
都合が悪く感じられて、
割るキッカケを与えたこの人が
悪者になってしまうかもしれません。

それでも自ら心を砕き、
真に相手に必要と思うことを
キッカケとして伝えるから、
この強みは、相手の心の深いところに
届くのかもしれません。

相手の心を砕くようでいて、
実は自分の心を砕いている。
愛情深い資質なのです。

そして、殻を破って中身を取り出すのは
他でもない自分自身であることを、
割られた人は知っています。

賜物図鑑はInstagramでもご覧になれます

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