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何かと頼られるのは秘訣やコツを掴むのが上手いから【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。

来談者さんの賜物(天与の才能・強み・特性
本質的な個性・特異な資質・ギフテッド)を
ものや景色にたとえてシンボル化し、
図鑑形式でご紹介しています。

Symbol of Giftedness
「ロープ」

頼みの綱
秘訣を知る者
頼られる人

この図鑑の作成と公開は、個別面談のお申し込み同意事項に含まれています。
賜物図鑑の内容からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。

<キーワード>

  • 引っ張り上げる

  • 繋ぎ止める

  • 重さ、大きさへの対応力

  • 強度としなやかさ

  • 命綱

  • ロープワーク

  • (仕事などの)秘訣・コツ

  • 内部の事情に明るい

  • 堕落防止

  • 綱渡りより世渡り

<特徴/性質>

周りから頼りにされる人。
ピンチに陥った人や上昇志向が強い人を
引っ張り上げる役回りで発動。

相手の状況に合わせて対応できる
しなやかさがあり、
要点を押さえて世渡り・仕事の
秘訣・コツを掴むのが(無自覚に)上手い。

<強みを発揮するとき>

その特徴から、
周りからたくさんの相談を受ける。

「自分の手に負えるだろうか…」
といった責任が重い案件の依頼や
無茶振りを受けることもある。

それらは
「自分ならば引っ張り上げることができる」
サイン。
たとえ未経験でも、積極的に応えてOK。

<弱みになるとき>

身一つで両の腕でしかロープを握れない以上
同時に抱えることができる依頼や
案件の数には限界がある。
(協力者の人数によって変わる)

その柔軟性と対応力ゆえに、
便利屋扱いされて依存されることがある。
すがりつく人を切る勇気も時に必要。

<解説/編集後記>

用途が多いシンボル=汎用性の高さ

今回の賜物のシンボルは「ロープ」です。

落とし穴に落ちてしまって「助けて!」と
呼び求める人に、太くて丈夫な綱をたらし
引っ張り上げて助けるようなイメージ。

あるいは、万が一に足を踏み外しても
落ちることがないように、
身を守るための命綱。

港に停まっている船が流されないように、
波止場に繋ぎ止めるのも、ロープですよね。

学校の運動会で、綱引きにも使われます。

ロープに限らず、用途が多いシンボルの
賜物に共通しているのは、
「汎用性の高さ」が強みであること。

さまざまな用途に広く使える性質であり、
活躍の機会が多いことを示しています。

「know the ropes」

汎用性が高い要因の1つは、
ロープという言葉を
英和辞書で引いたときに見つかりました。

ロープ(Rope)は、綱の意味だけでなく
「仕事などの秘訣、コツ」という意味も
含まれています。

[the ropes] (仕事などの)秘訣(ひけつ), こつ.
▶know the ropes こつを知っている, 内部の事情に明るい.
▶learn the ropes こつを覚える.

Weblio英和辞典・和英辞典より「ロープ」

この単語の意味も、ロープの賜物の性質を
そのまま表していて、

要点を押さえて
臨機応変に対応できる柔軟性や、
仕事の秘訣・コツを掴むのが上手いことも
特徴です。

だからこそ、周りから頼りにされますし、
呼び求めに対して引っ張り上げることが
できるのですね。

実際、この賜物を持つ来談者さんは、
「相談事をたくさんいただく」と
おっしゃっていました。

ただ、来談者さんはそれを
「落ちそうになるのを下から支える」
のだと思われていたんですよね。

困っている人を下から支えることはあっても
上へと引っ張り上げるイメージは
このとき持っていなかったそうで、

「できると思っていなかった」と
驚かれていたのが印象的でした。

コツを掴むのが上手い人

しかし「できると思っていなかった」にも
応えて、やってのけてしまえるのが
この賜物の特徴。

秘訣やコツをつかむのが上手ければ、
なんであれ費やす努力は小さくなり、
得られる成果は大きくなります。

活躍の機会は広がり、
太いロープで重い荷物を支えるように、
船が流されないよう繋ぎ止めるように、
人を引っ張り上げて救助するように、

責任重大な、失敗が許されないような
案件を任されることもあるでしょう。

それが未経験の依頼や頼みごとであっても、
早々に事情を把握し、コツをつかみ、
要領を得て、対応できてしまう。

一言でいって「仕事ができる人」です。
うらやましいくらいに(笑)

要領がいいからこそ苦労も多い

ですが、実は「うらやましい」と感じるのは
周りの傍観者や第三者の目線。

当人からすれば、
秘訣やコツを掴む上手さは
自覚できません。

責任やプレッシャーの大きい案件を
次々に任されて忙殺されたり、
失敗寸前でお手上げ状態のところを
ヘルプ要員に駆り出されたりしやすく、

苦労が多いことのほうが目立って、
この強みをうまみに感じることが
少ないケースが多いです。

さらに言えば、自分自身と比較して
周りの要領の悪さや仕事ぶりの悪さ、
プレッシャーへの弱さが目についたり、

何度も尻拭いを頼まれたり、
「助けて」と依存されたりして、
人間関係でストレスを抱えることも
あるでしょう。

できる人にはできる人の、
能力が高いからこその苦労があるのです。

大切なこと(命綱)以外は手放してよい

どんなに無茶振りであっても
大きさ・重さに関係なく対応できますが、
一度に繋ぎ止めておける数、
引っ張り上げられる数には限度があります。

周りからの頼まれごとを
あれもこれもと言われるがままに
引き受けるのではなく、

自分にとっての命綱とも言えるような
本当に大切なことを見定め、
それ以外は切り離す勇気・決断が、
時には必要になるかもしれません。

ロープを支える腕は二本しかなく、
自分の身体は一つしかありませんからね。

それでも、忙しくて疲れちゃっても、
周りの人たちから頼りにされれば、
その思いを無下にできないあなたは
きっと、とてもいい人なのです。

「ロープ」の賜物の
シンボル解説をさせていただきました。

お読みいただき、ありがとうございました。

賜物図鑑はInstagramでもご覧になれます

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