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【懐古】はじめてのホームページ

 現在、ぼくの運営するWEBサイトは年間120万人にご利用いただいております。ここで、16年前につくった「はじめてのホームページ」を振り返りたいと思います。

2003年当時のサイト

 初めてWEBサイトをつくったのは、記録によれば2003年2月15日ということですが、当時中学1年生です。ホームページビルダーのどこでも配置モードでつくったクソガキサイトがこちらです。

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 ああ恥ずかしい!もうめちゃくちゃだよ!ですが、Flashをつくり、CGIゲームを(改造して)設置するくらいの能力はありました。HTMLはいじれなかったけどActionScriptとPerl言語のCGI扱える中学1年生ってすごくね?

 当時からデザインセンスが皆無な様子がうかがえます。美術の成績は常に2か3でした。ちなみにこの羽は降ってくるやつじゃありません。その場に張り付いてます。

 こんなサイトつくっていたぼくが16年後、まさかWEBサイトで生計を立てているなんて想像もしていませんでした。

2005年当時のサイト

 いとこと共に厨二病を患い、争うようにカッコよさげなサイトをつくろうと奮闘していた当時の厨二サイトがこちらです。

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 中央寄せ、安定の黒背景、意味のない赤文字、「〇〇人目の上等兵です」そして「扉は開かれた・・・

 なんという厨二。扉は開かれたってなんだよ。とりあえず自動でMIDIを再生するのはやめようという姿勢は評価できる。それにしてもロクでもない内容のなさ。中3にしてはまぁまぁですかね。

この頃が純粋に楽しかった

 当時すでにblogや魔法のiらんどのようなサービスはあったのですが、ぼくはあえて自作にこだわり、2005年にはすでに「ホームページビルダー」を卒業してメモ帳(Terapad)でサイトをつくっていました。

 未知の言語を操っているようでカッコイイ!ってな気分だったわけですが、そのスキルが現在のサイトの構築にも一役買っています。WordPressじゃなくて手作りなんですよ。今も。

 センスは皆無ですが、クリエイティビティを発揮するのは好きでした。そしてプログラムも好きで、勉強しがいがあったのです。好きだからこそ無限に遊べたのです。

本気の趣味を仕事にする

 いつしか「生産性」を考えるようになり、大学は「就職」を前提に法学部を選び、会社は「永続性」を重視する「クソサラリーマン」に成り下がりました。その結果クソ暇なクソ仕事に圧迫されて精神を病んだわけです。

 ぼくは病んでからもサイトのことだけはできるという状態ですから、結局この頃の楽しさは本物で、これで生きていくのがぼくにとっての正解だったということでしょう。

 何が言いたいかというと、「趣味が本気の趣味ならそれを仕事にしたほうが絶対に良い」ということです。

 「勝ち組」「肩書」「知名度」「安定」といろんなものに惑わされがちで、特に「趣味を仕事にする」ことについては賛否両論あります。しかし、IT技術の進歩で仕事が高度化していく中、面白いと思えない仕事をしているといつか病みます。

 就活生のみなさん、本気で面白いと思えることを見つけてください。

 扉は開かれた・・・

 

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