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「お金の関係なの?」


と、2日前に聞かれました。

40歳、無職女、時刻明け方。飲酒時間12時間目突入…。舞台、初めて入店したダーツバー。
薄暗い店内、隣に座る24歳うら若き青年。
更にかっこ良過ぎてしまい
照明かと間違えてしまう程眩しい…。

何を間違えたか、彼は私と違うところで飲もう。としてしまう…。24歳位だとね。ちょうど良かったのかもしれない。偏屈な40女が。

ひたすら、可愛い…。凄いですね…。と囁いてくる。連絡先教えてくれ。送って行くよ。とかまあもう、満載だ。(キスでもしようと顔を近づけて来やがる…。)
いやいや、ありがとうね。そんな事言わせて悪いね…。少なくとも、私は私を弄ぶ程に自分を知っている。
コンビニで彼の分の飲料とタバコを買ってあげたからか?(2000円位…。)
彼の見た目も雰囲気も甘くて素敵だから、特段困っている感は無い…。

見え透いた感じも、あざとさも、若さにかまけた馬鹿さも私には好ましくこれなら金位(2000円…。)別に出したうちにも入らんと思った。交通費レベルだ。


もう初めから私と彼のベクトルは明らかに違う。(それでいてもう酒は飲みたく無い)私は君を見下す様な心構えだ。(そうです。大変失礼なやつ)対等な関係は結べない…。

構図としては最高のシュチュエーションだ。
24歳、素敵な青年。40女、メンヘラ。
夜に出会い、酒を飲み明かした後。
だいたいな、健全な青年はいちいち40女彼氏と同棲中をあからさまに口説かない。
不健全なのはもう自分だけで勘弁だ。
いや、ネタにはなるよ?
しかし、私の好奇心で今の彼氏を悲しませなくは無い。


「お金の関係なの…?」この発言…。
言ったのは風俗の客だ。
「俺は、君とどうにかなりたい訳では無く、君が楽しく過ごしているのをみたいだけなんだ。」そう言っていたような気がするんだけど…。あなたも結構なヤツね。

わかるよ。次の回答は「そんな風に私は思って居ないのに…悲しい…。」被害者ぶった後、
「私、あなたと付き合いたい!彼氏になって…?」とぶち撒ければ良いんだろうな。

私は優しいからしないでおく。度胸も無い。

私はあなたからお金も欲しく無いし、あなた自身と居たくも付き合いたくも無い。

ホストに嵌るうら若き女性達。
夜の女性に嵌る男性達。
結婚詐欺に、パパ活。
港区女子に、献上する男。


歪む自己愛とダンス。

奪われたと勘違い。「騙された」「裏切られた」被害者が好ましい。不健全。
その後に人間関係を結ぶ力は皆無。

「蛇」は何処だ…?!

狡猾な女より…。

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