楽しそうな人を横目に

自分は何をしているのだろうと虚しくなって、胸の奥の空っぽにしようとする行為を試みる。イヤホンから流れる機械のウィスパーボイスがわたしを夜に貼り付けて居場所をほんのちょっぴり作ってくれるからねむりぐすりをのんで眠ろう。
もしもわたしが生まれ変われるなら、択べるならば、こころをもたないものがいいな。なんておもいながら、それってどんな感覚なのか想像する。難解すぎてわからない。考えることすら、こころの働きだから残酷だなとおもう。
明日のことを考えることすらわすれたいのに。どうしてかな。かみさまはそれをゆるさない。

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