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Netflix映画おすすめ【ただ映画を見る】名画座インコさん vol.11

映画館再開の報が続々と届く中、まだ劇場には行けていないのですが、今週は以下の作品です。

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」

「シャーロック・ホームズ」
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

「フランシス・ハ」

「スノーピアサー」


「スノーピアサー」は設定としてどん詰まりなので(氷河期をなんとかしよう。というようなお話ではない)「この先いいことなんてないだろうな」が根底にある。
最後尾から前方車両に行けば行くほど苦しくなる展開だが、ところどころのユーモアと、何よりどん詰まりの中で鬼気迫る主人公の「行動の源」を知りたくなる。温室とか寿司カウンターとか、車両が変わるたびにその絵も大きく変わるが、「広がりのない列車で、扉を開けるたびに中の様子がガラリと変わる。しかし主人公たちはそこにあまり干渉はしない」というのが、ゲームの背景然としているというか、「怒」というゲームを思い出した。


最終的に「主人公のなぜ」はセリフで語られるのだが、それが何よりよかった。シーンとしては作らずにセリフというのがいい。

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