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人もインコも日光浴が大事な理由

こんにちはーまるけママです。
今回は日光浴の重要性について書きます。

4羽と飼い主についてはこちらをご覧下さい。



なぜ日光浴が必要なのか?


①カルシウムの吸収に必要なビタミンDが生成される。

日光浴をすると、ビタミンDが体内に生成されます。
このビタミンDは、カルシウムを吸収するのに必要な栄養素なんです。そして、インコの食事ではビタミンDを摂ることが難しいです。

総合栄養食のペレットを普段から与えていればいいですが、特にセキセイインコの場合はシードを与えてる人も多いです。


そうすると、いくらカルシウムを与えたとしてもビタミンDがなければ、体内に吸収されないということになります。



ちなみに、コレはインコに限ったことではありません!!
人間も同じです。人間も日光に当たることで体内でビタミンDが生成されます。

普段日光に当たる時間が少ない人、あまり外に出ない人はビタミンD不足になると、カルシウムが吸収出来なくなり、将来骨粗鬆症になる可能性が出てきます。


インコにとってとても大事な日光浴だけど、飼い主にとっても必要です!
そう思うと、お天道様の力は偉大ですね!笑


②気分転換になる。

これもインコにとってはすごく良いことです。何てったって人に飼われてるインコはずーっと家の中にいるわけですから。



人間はスマホもあるし自分で出かけたりも出来るので、いくらでも気分転換が出来ます。


でもインコは・・・?


いつもケージの中にいては退屈だし飽きてしまいます。

本来鳥は外で暮らす生き物なので、外の空気を吸ったり日光を浴びることは日常的なことです。

それを少しでもいいので感じさせてあげて下さい!!



日光浴をしたあとはとてもリラックスします。ウトウトと眠そうにするし、キレイなさえずりを聞かせてくれます。

発情で興奮してたインコも日光浴のあとはおとなしくなります。我が家のちゃぴやぽぴがいつもそうです。



人間だって気分転換が必要なように、インコにも気分転換は必要です!





③自律神経やホルモンのバランスが整う。

これも日々日光浴をしていて感じます。
我が家の4羽は発情はするけど、今は激しい発情の様子は見られません。

それはおそらく週に3〜4回は日光浴をしてるからです。


1日中家をあけてる人にとっては難しいかもしれませんが、なるべく日光浴をしてあげて下さい。


自律神経やホルモンバランスが整うと、インコはとてもリラックスするので穏やかになります。

コレに関しても人間も同じですよね。
日を浴びることで夕方になれば自然と眠くなるし、朝日が出れば自然と目が覚めます。


インコは本来日が出たら目を覚まし、日が沈んだら寝る生き物です。
だから飼い主の影響で夜ふかしさせてはいけません。

夜ふかしすると体内時計が狂い、自律神経が乱れてしまいます。


それを整えるためにも日光浴が必要です。




④代謝がよくなる。

これは如実に出ます。太りにくくなります。

発情してると常に興奮状態なので、夜遅くまで起きてることがあります。でも自然とリラックス出来るようになると、夕方には眠くなって寝ます。

そして朝はお腹が空いて起きるので、きちんを空腹を感じて起きるようになります。



たかが日光浴と思うかもしれませんが、すべて繋がっています。
1つがよくなると、他のこともどんどん良くなっていきます。





日光浴はどこですればいいか?


我が家の場合は室内で日光浴をします。
ケージを窓際に置き、窓を開けて網戸越しに日光浴しています。


よくガラス越しに日光浴をしてる人がいますが、ガラス越しでは意味がありません。紫外線がカットされてしまうので、必ず網戸越しでして下さい。


我が家はマンションなので窓際でしてますが、戸建ての方はお庭でするのもいいですね。


場所は絶対ココでしなきゃいけない!という決まりはないので、ご自宅の日が当たる場所を探してしてみて下さい。




時間はどの位すればいいか?


これは季節によっても変わってきますが、

・春や夏の気温が高い時期は5〜10分

・秋や冬の肌寒い時期は15〜30分


です。これはあくまで我が家の場合です。
※日光浴する場合は必ずインコの側に温度計を置いて下さい。



例え室内や外の気温が25度位でも、実際日が当たってる場所は余裕で30度超えます!!

これは温度計がないとわからないので、必ずインコの側に温度計を置いてインコの様子をしっかりと見てあげて下さい。



ちなみに本には30分と書いてありますが、これはあくまで参考です。もし夏に30分も日光浴したら、暑すぎてインコが熱中症になってしまいます。


インコの熱中症は命取りになるので、気をつけて下さい!
もしインコが翼をワキワキして暑そうにしたり、口を開けてハーハー口呼吸をしだしたらそれは暑すぎるという合図なので、ただちに日光浴を中止して下さいね。



日光浴の時に注意すべきこと。


①必ずインコの側にいて見てること


絶対に目を離してはいけません。それは猫やカラスに襲われてしまう可能性があるからです!!


病院の先生曰く、暖かい季節になると日光浴させる飼い主が増える一方で、不注意でケガをしてしまうインコが多いそうです。

それは外敵に襲われてケガをするということです。


大切な愛鳥がそんなことでケガをするなんて、絶対イヤですよね!!!


絶対飼い主が側にいて見張ってあげて下さい。それは大切な愛鳥を守るためでもあります。
ケージに入ってるから大丈夫と安心しないで下さい。


そして、外敵だけでなく熱中症にも気をつけて下さい。



日光浴をしてる時は必ず温度計を随時見て下さい。
そしてインコの様子を見て下さい。



②温度に気をつけること

コレは前の内容と重複しますが、今の時期日光が強いとあっという間に30度超えます。
そうするとインコは暑すぎて熱中症になってしまう恐れがあるので、必ずインコの側に温度計を置いて、逐一確認して下さい。


例え外が涼しくても、日光が当たってる場所は温度が高いです。
そんなところで長時間日光に当たったら、人間だってしんどいはずです。


人間よりも小さい体のインコには、命取りになります!!
必ず目を離さず温度チェックを欠かさないで下さい。



③時間に気をつけること

今の時期はとても暑いので、正直5分で十分です。
でも5分てあっという間に過ぎてしまいます。


他に考え事をしていたり、何か別のことをしていたりすると時間を忘れてしまいます。


だから、日光浴をする時は必ずタイマーをセットして下さい!!



スマホのタイマーでもいいので、必ず5分セットして、時間が経ったときに飼い主が気づくようにしてください。






④インコに日陰の場所を作ること

コレも特に気をつけてほしい点です。

日光浴をするからといって、ケージのすべてに日が当たる状態では危険です!必ずケージの半分は日陰の状態にして、いつでもインコが涼しい場所に逃げれるようにしてあげて下さい。



インコはケージの中にいて逃げ場がありません。それなのにケージ全部に日が当たっていては、暑すぎてしんどいです!


日陰の場所を半分作ってあげることによって、インコが日に当たりたければ自分でケージ内で移動します。

もう十分と思えば自然と日陰の方に移動します。


だから必ず逃げ場を作ってあげて下さい。
全体に日が当たるのはNGです!!

ケージではなくキャリーで日光浴する場合も同じです。
必ず注意して下さい。




終わりに・・・

今回は我が家が日光浴の時に気をつけてる点をまとめてみました。

我が家はこちらの飼育本を参考にしています。




よくよく考えると、インコだから!というわけでゃなく、人間にとっても重要な内容ですよね。


私達も日光浴する時、ずーっと日に当たってるとしんどいので、そういう時は木の陰に入ったり涼しいお店に入ったりしますよね。


インコにもそれと同じことをしてあげてほしいのです。
インコは自分で帽子を被ったり冷たい飲み物を買って飲んだり出来ませんから。


大切な愛鳥にいつまでも元気でいてほしいい、1日でも長く一緒にいたいからこそ、日々の日光浴はとても大切です。



ぜひ皆さんもやってみて下さい。
愛鳥がとても喜びますよ^^


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