夏のせいにして

ぼくらどこへ行こうと悩みたい夏だった。

ここ1週間ほど、RADWIMPSの「夏のせい」があたまから離れない。もう夏が終わることがつらくて現実逃避してるのかも。

毎年「今年は夏らしいことするぞ！」と意気込んで、意気込んだまま夏がおわる。

わたしのなかの「夏らしいこと」は、緑と青と白の自然に囲まれることなんだけど、都心部ではむずかしい。

縁側から入道雲を眺めてスイカ食べたり、山と川しかない田舎でTシャツの軽く川遊びしたりしたかった。

暑いのはきらいだし、じめじめした梅雨もアスファルトの照り返しもうんざりするけど、夏のおわりのせつなさには何歳になっても慣れない。

今年も夏がおわります。