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星読む人のコミュニケーションのすすめ

星を詠ませていただいていると、議題に上がってきやすいもののベスト3には入るのが、人間関係の問題です。なんといっても多いw

極端な話、どんな人でも、生きている以上は、自分以外の人と全く関わらない、ということは不可能であるわけで、そういう意味では最も重点が置かれているんだろうな~と日々感じています。

そんな人間関係の問題の中で、今回はコミュニケーションについて。書いてみたいと思います。

コミュニケーションあるある

いろんなところで、耳がタコになるくらい(笑)言われているのが、
『人はみんな違うから』
というやつですけれど。

いつもこれを見つけると、真の意味で、「違うこと」が腹落ちしてる人って、どれくらいいるんだろう…ということ。

なんでわかってくれないの~!って怒りたくなるし、いやそれが求めてたものじゃない~!って嘆きたくなるし(笑)
最後はもうええわ!!って突き放しちゃったりして。。
それもこれも、違っていても同じ人間同士、なんとか分かり合えるんじゃないかなって、期待しているってことです。

星の世界では、その人その人を見せていただくときに、ホロスコープという、星の配置図を作成するのですが、このホロスコープはとっても色とりどりです。10個の天体の位置が、さまざまな位置にいて、沢山のメッセージを送ってくれます。
この天体の位置が、誰かと全く同じ位置にあって、ぴっちり重なる…というのは、かなりレアケースです。
同じ市内の産婦人科で、ピッタリ同時刻に生まれた、くらいの確率なので(笑)
その星たちが、その人の特徴を教えくれているのだとしたら、私とあなたはちがうのだ、ということを見ていただくには、とてもいいひとつのツールだと考えています。


で、話をコミュニケーションに戻しますが、
自分の捉え方や考え方は、その人の生きてきた過程や経験と、本来持ち合わせた才能…によって、今現在の「この状態」が出来上がっています。
もちろん、コミュニケーションの方法においても、同じことが言えます。

おもしろい?かもしれませんが、
星読みをはじめ、数多くの占いと言われるツールでは、もともと生まれる前から持ってきてるそれぞれの資質があると考えます。

実際に、生まれたばかりの赤ちゃんを見てみても、
活発に動く子やよく眠る子、よく泣く子…。みんなそれぞれですよね。

生まれた時には、何も知らないまっさらな状態…というわけでは決してなく。生まれてくるときにはすでに、「性質」という名のバリバリの色眼鏡をかけて、やってきている、ということ。


いろんなことを見聞きしながら、成長していきますが、基本的には、その眼鏡から見える世界を、感じて体験して学習していくことになります。

同じ出来事に、同じ瞬間に立ち会ったとしても、AさんとBさんが違う言葉で表現し、感じたことにも差があるのは、
もともとベースとしてかけている眼鏡が、異なっているからです。

赤い眼鏡なら、赤い世界に。青い眼鏡なら青い世界に。私たちは、みんながそれぞれの見たいように世界を見て、見たいように情報を拾い、認識しています。


貴方の眼鏡はどんな眼鏡?!

星が教えてくれるコミュニケーションとは

…ここまで話をすると、じゃあ、全然分かってもらうことはムリなのか?ということになりますが、結果は、「そうとも言えるし、そうとも言えない」です(笑)

「違う眼鏡をかけている」のなら、相手がどんな色の眼鏡をかけているのか、興味をもって見てみる事もできます。
その眼鏡の色がわかれば、少しその人の世界が見えるかもしれないからです。
また、自分の眼鏡の色を認識してみる事から始めてみるのもいいです。
自分が世界を色をつけてみているのか、客観的に知ることができると、その捉え方が変わってくるからです。

もう一つは、「違って当たり前だ」という観点で、コミュニケーションに取り掛かること。
伝わらなくて普通、わかってもらえなくて普通。ちょっとでも伝われば、万々歳!!くらいの感じで、人と向き合うことです。

伝わらなければ、違う伝え方をしてみたらいい。
言葉の使い方を変えて見たらいい。
相手のことをもう少し知って、そこも大切にしながら話してみたらいい。

失敗しても、もともと、伝わらなくて当たり前の前提があれば、
純粋に、トライ&エラーで。違う方法を試せばいい。


星占いで、ホロスコープを見る時に、太陽だけではなく、10個の天体(他にもたくさん、見る点はありますが)を見ていくのは、
その人の中に、少なくとも、10人のキャラクターが居て、その人を作っているからです。10人がバラバラに動いている時間もあれば、連携して動いていることもあります。
自分自身が、プライベートと仕事では、みせる顔が違うように、相手も違う顔がかならずあって、知らない部分もたくさんあるということ。

星は、全ての人が違うんだ、という前提も含みながら、違うけれど、少し重なり合う部分も持っていて、分かるところもある、という前提も含んでいることを教えてくれます。
どんな関係性になることも、可能性として持っているのです。

後はそれを、経験したいのかどうか、知りたいかどうか(笑)
星のささやきは、とっても軽くて、実にシンプルです(笑)



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