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契約書翻訳のアイエヌジーエスは、翻訳に関する情報を紹介しております。英文契約書翻訳に役立つノウハウのご紹介や翻訳のためのワンポイントアドバイスを皆様により分かり易くご紹介します。 https://www.ings-web.co.jp/

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契約書翻訳のアイエヌジーエスは、翻訳に関する情報を紹介しております。英文契約書翻訳に役立つノウハウのご紹介や翻訳のためのワンポイントアドバイスを皆様により分かり易くご紹介します。 https://www.ings-web.co.jp/

    • 英文契約書の単語・用語 例外、除外、否定の意味を表す言葉のいくつか(その2)

      契約書翻訳にかかわらず英語には、いくつもの「例外」、「否定」の意味を表す単語・用語があります。前回の「英文契約書の単語・用語 例外、除外、否定の意味を表す言葉のいくつか(その1)」の続きです。英文契約書においてもこれらの単語・用語が使われています。今回はとりあえず、「例外」、「否定」の意味を表す英語の単語・用語の代表的な言葉をリストアップして、改めてそれらの意味と簡単な使い方を確認し、それらの中でも、英文契約書での使われ方について作成した例文(簡単なもの)を通して、契約書翻訳

      • 英文契約書の単語・用語 例外、除外、否定の意味を表す言葉のいくつか(その1)

        契約書翻訳にかかわらず英語には、いくつもの「例外」、「否定」の意味を表す単語・用語があります。英文契約書においてもこれらの単語・用語が使われています。今回はとりあえず、「例外」、「否定」の意味を表す英語の単語・用語の代表的な言葉をリストアップして、改めてそれらの意味と簡単な使い方を確認し、それらの中でも、英文契約書での使われ方について作成した例文(簡単なもの)を通して、契約書翻訳の視点からみてみます(思いついたものに関しては英文契約書以外の使われ方も含めます)。 なを、とりあ

        • 英文契約書の単語・用語「従う」または「遵守する・順守する・守る」の簡単なまとめ

          契約書翻訳の視点から以前に書いた、「英文契約書の用語の定番の「従う」または「遵守する・順守する・守る」という用語・単語(その1)、(その2)」」について、「まとめ」として加筆、修正したものです。 いずれの言葉も日本語では、日常的に「従う」も「守る」大体が同じ意味として使用されます。ただし、翻訳の場合、英語から日本語への翻訳でも、文脈に応じて、同じ単語を、適宜、これら意味に振り分けて訳出する場合が多くあります。同様に日本語から英語への翻訳の場合も、文章の内容と意図に応じて、「従

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        • 英文契約書の単語・用語 例外、除外、否定の意味を表す言葉のいくつか(その2)

        • 英文契約書の単語・用語 例外、除外、否定の意味を表す言葉のいくつか(その1)

        • 英文契約書の単語・用語「従う」または「遵守する・順守する・守る」の簡単なまとめ

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ(その2)

          契約書翻訳の視点から以前投稿した「entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現に加筆したまとめ(その1)の続きです。 5.「entrust」を使用する以外の「委託」の表現と「委託」に準じた表現を持つ単語 和英辞典を見ると「委託」を表す単語は、「entrust」以外にも幾つかあります。調べたところこれらに共通しているのは、例えば、「委託」と訳される場合、冒頭に書いたように「委託:ゆだね任せること」から「ゆだねる」の意味を持っ

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ(その2)

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ

          契約書翻訳の視点から以前投稿した「entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現に加筆したまとめ(その1)です。長くなってしまいましたので2つに分けました。主に和文英訳の視点から見てみました。英文契約書に限らず、法律文書等でお目にかかるのが「委託」と「受託」という言葉です。今回は、特に「entrust」とentrustの名詞形「entrustment」を使用した「委託」と「受託」の表現を中心に契約書翻訳の観点から見てゆきます。

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その4)act and deed「行動・行為」

          契約書翻訳に際して、英文契約書でよく見受けられる起源の異なる同義語の併記について、今回は、「act and deed」です。 *起源の異なる同義語の併記については、前々回の「英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響」に簡単な記載があります。 英文契約書において、act and deedとして一緒に用いられ、契約書に関わって完結した行動・行為を強調して表現します。 本来の言葉としての意味は、actは成し

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その4)act and deed「行動・行為」

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その2). recognize and acknowledge他

          契約書翻訳の観点から見た英文契約書でよく見受けられる同義語の併記について、前回、*「Norman Conquest(ノルマン征服)」の視点から見てみました。起源の異なる同義語が併記については、前回の「英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響」に簡単な記載があります。今回も同じ視点から引き続き見てみます。 *「1066年にノルマン人が初めてイングランドを征服し、ウィリアムI世(征服王 )となったこと。 この

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その2). recognize and acknowledge他

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響

          契約書翻訳に携わっていると、英文契約書には、例えば、「any and all」とか「assign and transfer」とか、1文の中に同義語の併記が併記されることが良く見受けられます。時として契約書以外にもこの傾向がみられますが、これには、様々な理由があります。その中の1つとして、今回は、このあたりについて、英語の成り立ちの1つの側面から見てみたいと思います。 Norman Conquest(ノルマン征服)による影響 1066年にノルマン人が初めてイングランドを征服

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響

          英文契約書の単語・用語  日本語の「被~」という表現についての追記

          契約書・法律文書に限らず、一般的な文章でも「被~」という表現が使われています。何気なく使っていますが、なじみがない言葉だと、「被~」という表現を目にしたとき、「はて、この意味は・・・?」と一瞬考えてしまう経験があります。「被」という言葉の意味を国語辞典で調べてみると、色々な意味があります。今回とりあげるのは、「被」の意味のなかでも、「他人から、行為や恩恵などを受ける」、「行為を表す漢語に付いて、他から…される、他からその行為をこうむる」の意味の部分です。例えば、「被害」をいう

          英文契約書の単語・用語  日本語の「被~」という表現についての追記

          英文契約書の単語・用語「従う」または「遵守する・順守する・守る」の簡単なまとめ

          契約書翻訳の視点から以前に書いた、「英文契約書の用語の定番の「従う」または「遵守する・順守する・守る」という用語・単語(その1)、(その2)」」について、「まとめ」として加筆、修正したものです。いずれの言葉も日本語では、日常的に「従う」も「守る」大体が同じ意味として使用されます。ただし、翻訳の場合、英語から日本語への翻訳でも、文脈に応じて、同じ単語を、適宜、これら意味に振り分けて訳出する場合が多くあります。同様に日本語から英語への翻訳の場合も、文章の内容と意図に応じて、「従う

          英文契約書の単語・用語「従う」または「遵守する・順守する・守る」の簡単なまとめ

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ

          契約書翻訳の視点から以前投稿した「entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現(その1)、(その2)」に加筆、修正したまとめです。主に和文英訳の視点から見てみました。 英文契約書に限らず、法律文書等でお目にかかるのが「委託」と「受託」という言葉です。 今回は、特に「entrust」とentrustの名詞形「entrustment」を使用した「委託」と「受託」の表現を中心に契約書翻訳の観点から見てゆきます。 これらの単語の

          英文契約書の単語・用語/ entrust(entrustment)による委託と受託(「まかせる」と「引き受ける」)の表現の簡単なまとめ

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その3)act and deed「行動・行為」

          契約書翻訳に際して、英文契約書でよく見受けられる起源の異なる同義語の併記について、今回は、「act and deed」です。 *起源の異なる同義語の併記については、前々回の「英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響」に簡単な記載があります。 英文契約書において、act and deedとして一緒に用いられ、契約書に関わって完結した行動・行為を強調して表現します。 本来の言葉としての意味は、actは成し

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その3)act and deed「行動・行為」

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その2). recognize and acknowledge他

          契約書翻訳の観点から見た英文契約書でよく見受けられる同義語の併記について、前回、*「Norman Conquest(ノルマン征服)」の視点から見てみました。起源の異なる同義語が併記については、前回の「英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響」に簡単な記載があります。今回も同じ視点から引き続き見てみます。 *「1066年にノルマン人が初めてイングランドを征服し、ウィリアムI世(征服王 )となったこと。 この

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その2). recognize and acknowledge他

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響

          契約書翻訳に携わっていると、英文契約書には、例えば、「any and all」とか「assign and transfer」とか、1文の中に同義語の併記が併記されることが良く見受けられます。時として契約書以外にもこの傾向がみられますが、これには、様々な理由があります。その中の1つとして、今回は、このあたりについて、英語の成り立ちの1つの側面から見てみたいと思います。 Norman Conquest(ノルマン征服)による影響 1066年にノルマン人が初めてイングランドを征服

          英文契約書の単語・用語 同義語の併記について(その1)Norman Conquest(ノルマン征服)による影響

          英文契約書の単語・用語  日本語の「被~」という表現についての追記

          契約書・法律文書に限らず、一般的な文章でも「被~」という表現が使われています。何気なく使っていますが、なじみがない言葉だと、「被~」という表現を目にしたとき、「はて、この意味は・・・?」と一瞬考えてしまう経験があります。「被」という言葉の意味を国語辞典で調べてみると、色々な意味があります。今回とりあげるのは、「被」の意味のなかでも、「他人から、行為や恩恵などを受ける」、「行為を表す漢語に付いて、他から…される、他からその行為をこうむる」の意味の部分です。例えば、「被害」をいう

          英文契約書の単語・用語  日本語の「被~」という表現についての追記