えんせいのしおり



この間とある男性アイドルグループのライブに奥さんと初参戦してきた。

もともとこのグループを推すようになったのはになったのは、もともと奥さんが好きだったからだが、実際は100%それきっかけでもない。

4年前、大学時代に好きだったアイドルグループの冠番組で司会を務めていたお笑い芸人のラジオ番組を聴いていた。

その番組のヘビーリスナーであるメンバーがいたり、バラエティ番組で共演しているメンバーがいることで、そのグループは番組内で話題になっていた。なので、全く知らない訳ではなかった。

そのグループは遅咲きといわれ、デビューは4年前だがメンバー全員がアラサーという、年齢的にも自分に近いグループだ。

テンポのいいコミカルなトークと親近感の湧く距離感が絶妙で、気づけば自分もラジオ番組やYouTubeを見るようになっていった。

もちろん曲も聴くようになった。王道アイドル路線というより、ラップパートが多かったり英詞が多かったり、アイドル曲なのにあまり歌いやすさは重視していない。

聴く音楽、ロックが好きな人に刺さりそうな音楽が多く、有名なロックバンドの人や新進気鋭のボカロP提供の曲もある。

そんな訳で、久しくライブから足が遠のいていた自分もライブに行って生で体感してみたいと思うようになり、どちらかというとライブには足を運んだことがない奥さんを誘う形で、ファンクラブに入りライブに申込をした。

しかしそう簡単には行かなかった。グループは年に一回ペースでアルバムをリリースし、全国ツアーを行うのだが、年間通してライブはその一回のみ。そのチケットの申込が唯一のチャンスなのだ。

昨年は外れ、実質ファンとしては何の活動も出来なかったが、今年のライブは何としても参戦したいと東京以外の会場にも応募し、ようやく名古屋の初日だけ当てることができた。

ライブの遠征の楽しさは知っている。前日も休日だったので、前日から入りご当地の美味しいものや観光を楽しみ、当日はライブを楽しめて2度美味しい。

しかし前日入りの遠征には注意すべき点もある。それは荷物預けロッカー問題と、帰りの電車問題だ。

荷物預けロッカー問題は、名古屋という立地が特にそうなのかもしれないが、ライブ当日はものすごい数の人が県内外問わずやって来る。

オタクの持ちものは基本多いものだが、2日連続で参戦する人など、県外からとなると大きなキャリーケースなどで来て、ライブ前にコインロッカーに預けてから会場に向かう人が多い。

そうなるとライブ数時間前の駅のコインロッカーは複数箇所あったとしてもほぼ埋まることになる。

その辺りを甘くみてしまっていたため、幸いキャリーケースを引くほど大荷物ではなかったが、重いリュックを預けるロッカーを求め駅構内を1時間近く彷徨った。

幸い、会場近くのショッピングモールの中のコインロッカーに預けることはできたが、ライブ前にかなり体力をロスしてしまった。

そしてもう一つの問題は、帰りの電車問題。
行きに関しても、中心から少し外れたところにある会場に行くのに、大勢の人が電車に乗って移動する。
ただ、ある程度会場入りの時間は分散するので、ゆったりと移動できる。

しかし問題は帰りだ。
17時開演のコンサートは20時前に終わり、規制退場は行われるものの、一斉にほぼ全員がターミナル駅に向かって動き出す。

またコンサート終了時間が分かっていなかったこともあり、東京までの新幹線の指定席は取っていなかったが、これもやはり良くなかった。

自由席も満席になってしまい、通路で1時間立って帰ることになってしまった。

このようにライブ前後の動きに関してはお手本のような0点の動きを見せてしまったが、コンサートに関しては期待を裏切らない素晴らしい体験をした。

席もアリーナの超絶良い席を引いて、ロッカーや電車はこれの代償と考えればしょうがないとなるレベルである。

今後また地方遠征をすることがあるかは分からないが、コンサート前後の人の流れについては十分注意しつつ、上手に楽しみたいと思う。

おわりに


今週は生糸が担当しました。

約3年ぶりのライブ参戦でしたが、生バンド演奏だったり、前述のようにアリーナの良い席だったりで、音がめちゃくちゃ良かったです。

アイドル顔小っさ。


【各種リンクはこちらから】
☆ADOLESTUDIOの「せのびカフェ」
毎月第1・3・5 月曜日配信
Spotify for Podcasters
Spotify
Apple Podcast
Amazon Music Podcasters
stand.fm (追いかけ更新中!)

☆ADOLESTUDIOの「かしラボ」
毎月第2・4 月曜日配信
stand.fm

☆X(Twitter)
@adolestudio

来週はおリンが担当します。お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?