今日はJTHを紹介しよう



みなさんは昔NHK教育テレビで放送されていたクレイアニメの「ジャム・ザ・ハウスネイル」をご存知だろうか。

1996年に放送開始され、今も定期的に再放送されているようだが、1話5分、全15回の短いお話だ。

私はあれが大好きで、定期的に観てしまう。

主人公のジャムとその家族や仲間たちは背中に家屋を背負ったカタツムリのような架空の生き物なのだが、ハウスネイルというのは、ハウスとスネイル(カタツムリ)を組み合わせた造語のようだ。

物語は主人公のジャム(学校に通っていて小学生くらいか)と弟のピペを中心に進む。

その愛らしい見た目と声のもたらす癒しの効果は絶大だ。

NHKのプチプチアニメ系というと、ニャッキやロボットパルタのように、動きと謎の言語だけで話が進むことが多いイメージだが、ジャムザハウスネイルは少ないが日本語での会話も織り交ぜながら話が展開されていく。

そのため、ただ動きだけのアニメに比べて、より多くの情報を発信することができるので、物語の奥行きもある。(気がする)

その一方で、カタツムリなので、彼らの動きは非常にゆっくりだ。しかしジャムと弟のピペがジャムの後ろをついてゆっくりと岩肌を登っていくシーンは、それだけで見ていられるという可愛さを持ち合わせている。

しかもいつもゆっくりなわけではなく、ピンチの場面では高速で移動したり、BGMのスピードも速くなったりして、ちゃんとハラハラ出来るし、退屈することもない。

そうは語りつつも、私自身実は15話全部見たことはなく、なんなら定期的に1話から5話くらいを一気見しては満足して辞めてしまうので、永久に物語の全てを知ることはない。
そしておそらく、この手のアニメは大の大人が休日に一気見するようにも作られていない。

しかしそれがいいのだ。

ちょっと疲れた時、癒しが欲しくなった時はぜひYouTubeでジャムザハウスネイルを見ることをお勧めする。見たことはないが、おそらく15話全部YouTubeで見れるはずである。

小さい頃見ていた人は懐かしさも感じ、初めての人はその可愛さに推し活を始めざるを得ないだろう。

そこまではという人も、数ヶ月くらい経ったある日、無性にこのアニメの存在が気になり始めるはずだ。

今でも今の子供たちに向けて日々新しいプチプチアニメが生まれているのだと思うが、このアニメがこれからも多くの人の心に残り続けることを願っている。

NHKさん再放送やめないでね。


おわりに

今週は生糸が担当しました。

GW中のお話を書こうかと思ったのですが、そういえばまだJTHのこと話してなかったなと思い、急遽お題を変更して紹介させていただきました。

とはいえ、自分と歳の近い世代ならみんななんとなくは知っているかなとも思うので、懐かしさでちょっとYouTubeを開いてくれたら嬉しく思います。

何言ってんだこいつはとなった方は、また来週以降の記事を読んでください。

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次回はおリンが担当の予定です。お楽しみに…!

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