見出し画像

求人広告事例: 貿易会社の総合職

世界と日本をつなげる貿易会社の総合職!語学力に長けたハイスペック人材の採用に成功!

■募集背景:

株式会社FAR EAST様は、アフリカや中東など途上国を中心に世界約24か国と直接取引をする貿易会社。国際協力を主眼とする貿易を得意としています。今回は実店舗での業務で力を付けながら何れ総合職として販売・商品企画・バイヤーなどを担う方を募集。仕事を通じて自己成長し、社会にどれだけ貢献できるのか?新しい分野にチャレンジできる人材を探しています。

■採用課題: 幅広い業務=求職者が仕事内容をイメージしにくい

今回募集するのは総合職です。採用者は幅広い業務を担当します。特定の業務に特化したポジションではないため、仕事内容が広く、浅い表現になりがちです。この「仕事内容がイメージしにくいこと」が、今回の採用課題と考えました。

■解決策:仕事を詳しく説明するより、「事業や想い」でマッチング!

総合職の業務内容をイチから載せると、求人広告が「仕事の説明だけ」で終わってしまいます。もちろん仕事内容を詳しく書くに越したことはありません。しかし今回の案件で大切だと感じたのは、世界の文化や歴史に「ワクワクできるかどうか」だと思いました。そこでこの求人広告では「企業の想い」と「事業内容」にフォーカスし、FAR EAST様が目指す世界に共感できる人材に向けた広告設計にしようと考えました。

■採用ターゲット

・20代男女

<ターゲットの志向性>
・貿易・途上国ビジネスに興味がある
・社会貢献度の高い仕事に関心がある
・英語などの語学力がある

■原稿工夫: フェアトレードで、貧しい村を救ったエピソード

FAR EAST様が取り組むフェアトレードの実例をはじめ、事業に対する想いや価値を、リアリティのある写真と具体的なエピソードを用いることが、上記のターゲットを採用する手法だと考えました。

そこで今回は、96%が貧困層のジャリ村(東アフリカ)を、フェアトレードで救った実例をテーマに設定。貧しい土地であっても、パイナップルやマンゴー、バナナなどのフルーツが最高に美味しい農業資源であること。日本市場においても、その栄養価や味が注目されていること。そして、途上国ビジネスの伸びしろと雇用創出という社会貢献度の高さを伝える広告設計にしました。


■原稿効果

問い合わせ:100件以上
応募数:100名以上
採用:5名
…採用者は20代が3名、30代前が2名です。(女性4名、男性1名)高学歴が多く、TOEIC800点以上の方から多くのご応募をいただきました。

■原稿制作者より

求人広告で、仕事内容を詳しく書くことはとても大切です。しかし仕事内容だけが書かれた広告は、読み手からすると「説明書」になってしまいます。それよりも「どんな内容に関心を示す人材が、自社で活躍できるのか」を精査し、そこをテーマとして広告に落とし込むほうが、採用成功する確率が飛躍的に向上します。嬉しいことに、FAR EAST様ではこの求人広告を、既存スタッフに自社の事業や想いを伝えるためのツールとして活用していただいております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?