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note記事を誤って削除したときの対処法

先日、筆者の不手際で投稿済みのnote記事を削除してしまいました。消して数日経ってから気づいたのですが、発覚した瞬間は変な汗が噴き出してパニック寸前でした。クソ雑魚メンタル。

自分のように「やってしまった!」と慌てる人が少しでも減ることを願い、今回の失敗からわかった対処方法をまとめました。特にnoteの操作にまだ慣れていない人は、知っておくと不測の事態への対処法になると思います。なるといいな。

■復元は可能か?

まず大前提。一度削除してしまったnoteの記事を、削除前と全く同じ状態に復元することは不可能です。ゴミ箱に一時保存されたファイルを手動で元に戻せるような仕組みはありません。これは仕様なのでしょうがないですね。
(ヘルプセンターでも明記されています)

■完全に消えたわけではない

ここからは、削除してしまった記事を「元記事」、新たに投稿する記事を「再現記事」として話を進めます。

さて、そのまま復元するのが無理だとしたら、再現記事を作るしか方法はありません。ではどうやるのが楽でしょうか? 結論から言いますと、元記事をコピー&ペーストする方法が最も簡単だと思います。

「いやいや、だからその元記事が消えたんでしょ?」って話ですが、実は削除してしまった元記事を見ることは可能です。以下のサンプル画像みたく見られます。

画像1

最上部の文字が読みづらいかもしれませんが、
「この記事は削除されています。
 現在、作者と購入者のみ閲覧可能です。」
と書かれています。

おそらく本来は「有料記事を購入したのに、記事が削除された!」という事態を防ぐための機能なんでしょうね。で、この閲覧機能は無料記事にも適用されています。これを利用して元記事のテキストをコピーして、新たに再現記事を作成するのが楽な方法だと思います。

細かい注意点を挙げると、ハッシュタグや、見出し・強調・引用などの装飾は付け直しです。画像も挿入し直さねばなりません。プレーンテキストをコピペできるだけなので、当然といえば当然ですね。

日ごろ文書作成ソフトなどに書いてから投稿している方は、そこからコピペしても手間は大きく変わりません。noteの投稿画面に直打ちする人も結構多いのではないかと思われますので、そういう方向けのやり方です。元記事のレイアウトを見比べながら作れるので、そっくりそのまま再現しやすいと思います。

■元記事の閲覧方法

元記事を閲覧する主な方法は、以下の2通りです。(他にあるかも?)

(1)ダッシュボードの記事一覧から開く
(2)SNSなどでシェアした元記事のリンクから開く

前述したヘルプセンターの記事でも(1)の方法は書かれていました。どちらの場合もたどり着くページは同じで、道筋が違うだけですね。念のため、ダッシュボードの画面をサンプルとして貼っておきます。

画像2

こんな感じで表示されます。記事タイトルの後ろに(削除済み)と書かれていますが、クリックすれば先ほどの画面に飛びます。

ちなみに、運営事務局に聞いてみたところ、有効期限は設けられていないそうなので、いつでも見ることが可能です。

■仕様上は別記事

ただ、見た目が全く同じ記事を作れても、仕様上は全く別の記事ですから、いくつか注意点は存在します。例えば、以下の点。

・元記事と再現記事はURLが違う
・元記事のページビュー、スキの数は引き継がれない

元記事をSNSや別のブログなどで拡散していた場合は、無効なリンクが残り続けることになります。新たに投稿した再現記事への誘導やリダイレクト元記事に関する投稿の編集や削除など、なんらかの対応をした方が親切だと思います。(Twitterさん、ツイート編集機能の実装お願いします…)

二つ目の注意点にあるように、故意でなくとも削除してしまったら、せっかく元記事を読んでくれた人、リアクションしてくれた人に申し訳ないですよね。誤って削除しないように気を付けるのが第一であることは言うまでもありません(自戒を込めて)。

■あとがき

「そもそもなんで削除してしまったん?」って話を少しだけ。友人たちと共同運営しているマガジンの編集画面で、自分の記事を「マガジンから除外」をしようとして、誤って「記事そのものを削除」してしまった、というのが事の顛末です。削除の実行前にアラートが出たはずですが、ろくにメッセージを見ずに実行したのだと思います。数日気づかなかったのも、マガジンから除外しただけだと勘違いしていたからですね。

私のようなケースはそう多くないでしょうけど、うっかりミスは思いがけないときにこそ発生するものです。やらかしてしまったときは、今回ご紹介した対処方法を役立てていただけると幸いです。ほかにもっと楽な復元方法をご存じの方がいらしたら、ぜひ教えてください。

最後にもう一言だけ。今回、削除してしまった時の対応でnote運営事務局に問い合わせをしたところ、即日ご回答をいただくなど丁寧に対応してもらえました。この場を借りてお礼申し上げます。

*終わり

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