#1-1【解説】デフォルトゲートウェイ

このレクチャーではFHRP(デフォルトゲートウェイの冗長)の前段として、デフォルトゲートウェイについて学習します。

「デフォルトゲートウェイ」とは、お家や会社などのPC・サーバーが外部ネットワーク・異なるNWに属する機器に通信をする際に、出入り口となるネットワーク機器・IPアドレスのことです。

下の図を見ながら具体的にイメージしていきましょう。

上図は、PC１は192.168.0.0 /24のセグメントに属しており、「PC2に通信をする」＝「10.0.0.0 /24」という外部ネットワークに対して通信をしている状態です。この場合、PC1において異なるNWへの出入り口であるR1がデフォルトゲートウェイということになります(192.168.0.1)。同様にPC２においてPC1と通信する場合のデフォルトゲートウェイもR1となります(10.0.0.1)。

次のレクチャーではデフォルトゲートウェイを設定する・しないでPC1とPC2の通信にどのような影響があるか、デフォルトゲートウェイの意義について学習していきます。

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