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情シス向けテレワーク業務の実態まとめ

多くの企業に普及したテレワーク。ここでは、情シスが今後、どのようにテレワークに取り組んでいくのかを考えるためのヒントとなる情報を集めました。なお、このnoteは主に中堅・中小規模の新任情シスや兼任情シス向けの内容です。

1. テレワークで情シスが考えるべきこととは?

1-1 今後の注力業務No.1はテレワーク、整備は進むが課題も多い

ソフトクリエイト社の調査※によると、情シスが今後、注力すべきと考えている活動の最上位は「テレワーク対策」です。2019年度から2020年度にかけて大きく伸びています。
※ソフトクリエイト「情シス実態アンケート 2021」

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テレワーク環境の整備には、すでの多くの企業が取り組み、全社員テレワーク可能、特定部門・担当者が可能など、社内ルールも含めて2020年度には整備が進められたのではないでしょうか。


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しかし実際、主に在宅ワークを主体とするテレワークの現場には課題が多いことも事実です。調査結果からは、ネットワーク遅延、セキュリティ対策などが課題となっていることがわかります。

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テレワークへの取り組みの実態を定量的にまとめた資料を読むことで、他社の情シスの取り組みが具体的に理解できるのではないでしょうか。


1-2 テレワークの課題とネクストステップとは?

今、企業はテレワークに対してどのような課題を抱えているのか、2020年5月〜6月に行った調査( 情シス向け テレワークの実態アンケート)の結果を分析し、今後の改善すべき点をピックアップしました。それが、下記の10点です。

(1)在宅勤務時のユーザ環境(PC、ネットワーク)に課題がある
(2)個人PCの業務利用による情報漏えいが心配
(3)社員の自宅から安全に企業システムにアクセスできるか心配
(4)テレワーク端末のログ取得・管理ができない
(5)申請・承認のために社内で捺印しなければならない業務が残っている
(6)企業間の契約などに紙の契約書が必要
(7)ヘルプデスク・問い合わせ対応が難しい
(8)社内システム運用管理のために、情シスが出社しなければならない
(9)PC キッティングのために、情シスが出社しなければならない
(10)自宅に持ち帰った社内デバイスを、再度自社ネットワークに接続する際に不安がある

これら10の課題解決のヒントを紹介したのが下記コラムです。

さらに詳細まで解説した資料はこちらです。


2. テレワーク環境でのセキュリティ対策

2-1 “テレワーク帰りのPC”が抱えるリスクとは

テレワークの普及とともに、いくつかのセキュリティインシデント(サイバー攻撃、ウイルス感染、情報漏えいなどの事象)が発生しています。その1つが、在宅勤務に使っていた PCがマルウェアに感染し、再び社内ネットワークに接続した際に社内に被害が広まってっしまうというケース。

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このような危険を防ぐためにも呼んでおきたいコラムがこちらです。

テレワーク環境でのセキュリティ対策についてさらに詳しく知りたいならこちらの資料がおすすめです。


2-2 テレワークとゼロトラスト

これから多くの企業がニューノーマル時代の働き方へ取り組む時代となります。政府資料では、ゼロトラストを次のように述べています。

“ゼロトラストとは利便性を保ちながら、クラウド活用や働き方の多様化に対応するため、ネットワーク接続を前提に利用者やデバイスを正確に特定、常に監視・確認する次世代のネットワークセキュリティの考え方です

新しい働き方に応じたセキュリティ対策であるゼロトラストについて、まずは初歩的なところから知っておきたいなら、この資料がおすすめです。


おわりに

このnoteでは情シスとテレワーク業務に関するリンクを中心にご紹介しました。

ほかにも、ソフトクリエイトでは、テレワークに欠かせない業務アプリ、Web会議、リモートアクセス/ID管理、セキュリティ対策について動画やウェビナーで学べる「テレワークチャンネル」を公開し様々な情報を発信しています。ぜひ一度、そのラインナップを見てみてはいかがでしょうか。きっと役立つ情報が見つかります。

また、「情シスレスキュー隊」では、情シスに役立つ様々な情報を発信しています。こちらもぜひご覧いただき、情シス業務にお役立てください。


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