マガジンのカバー画像

情シスの窓口

74
主に中堅・中小企業の情シス向けに、運用業務について初歩的なことからまとめました。新任情シス、兼任情シス、情シスビギナーズの「情シスの仕事、何をすればいいの?」、「覚えることが多く… もっと読む
運営しているクリエイター

#パソコン

「情シス(運用系)」になったら知っておきたい仕事、まとめました

このnoteでは、主に中堅・中小規模の新任情シスに向けたリンクをまとめました。情シスの運用業務について、初歩的なことから知りたいという情シスビギナーズの「情シスの仕事、何をすればいいの?」、「覚えることが多くて大変そう」、「仕事の内容や情シスとしての心構えは?」といった疑問を解決するためにお役立てください。 1. 情シス業務の全体像1-1 そもそも、情報システムって何? 情報システムとは、情報を「記録」した上で「処理」し、必要な相手に「伝達」するシステムを指します。具体的

PCの調達から廃棄まで…情シスのPCライフサイクル管理4業務の基本

業務にPCが不可欠になって以来、情シスがその調達、運用・管理、廃棄までの業務を担うようになりました。今回のnoteでは、情シスが担当するPC調達から廃棄までの流れと業務についてまとめました。なお、このnoteは主に中堅・中小企業の新任情シスや兼任情シス向けの内容です。 1. PCライフサイクル管理の概要…4つの管理業務 企業が従業員に貸与するクライアントPCは、一般的に3〜5年ほどで入れ替えるケースが多いと言われています。このPC調達から廃棄・入れ替えの流れを管理することを

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 使えるネットワーク OS NetWare 現る!

まだパソコンが MS-DOS の制約の 640KB で動作していた時代には、現在のようにパソコンは動画を再生させることもできず、NEC98 シリーズは起動時のピポをいう程度・・。そして今とは大幅に違う点が、パソコンはほとんどが1台ぽっきりで動いていたという点です。 ネットワークには、あるにはあったのですがあまりのメモリの大食らいのために日本語環境分のメモリが足りなくなる環境ではろくなソフトが動作しませんでした。 ところが、そんな時にアメリカから NetWare という聞い

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 Windows 3.0 の衝撃編

Windows 3.0 の衝撃度は半端ではなかった・・ 今でも覚えている Windows 3.0 ( NEC 版) 1992年冬・・ 当時 Mac の GUI(死語)にあこがれていた自分は、Mac OS のモノマネと言われる Windows 3.0 を前述の NEC の PC の HDD と メモリー を強化していれてみた。 理由はエクセルを使いたかったから・・ 今でも DOS 版の表計算ソフト 123 の使い勝手の悪さは覚えている。 <驚いたこと> 1、印刷がおもった

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 PC98編 その3(全3回)

DOS/V はじまる・・(どすぶいだよ) 当時 NEC 全盛で9割ぐらいは NEC の PC98 シリーズというパソコンでした。 いまでも値段が言える PC9801 DA2 が448,000円(定価)でしたが、91年3月に日本 IBM がアメリカの安いPC(今の HP やらデルやら)が使える画期的な日本語の OS を発表しました。 これは従来の NEC が本体の中に漢字 ROM という日本語を表示できるハード機器をもち、ワープロや表計算ソフトを圧倒的なシェアの元に独占して

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 モデムが鳴くよ「ピーピー!ガーガー!ジー!」

ピーピー!ガーガー!ジー! この音が何かわかれば貴方は相当な歴史を持つパソコンの使い手です。 社内のネットワークは90年代に入り急速に普及しましたが、WANと呼ばれる拠点間通信は、到底まだおよぶものではありませんでした。 当時の普及は、フレームリレーと呼ばれるホスト端末用の回線で基本的に文字だけをやりとりするものであり、16K の速度でした・・・。 個人では、とても購入できない代物でしたが、ニフティサーブというパソコン通信の時代に入り、パソコンにも WAN が利用できる

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 PC98編 その2(全3回)

前回 ”VM2 このマシンでは勝てない” と思った自分。 大金40万円近くをはたいて買ったパソコンが名機 PC9801 DA2。 当時は国民機といわれた NEC の PC9801 が全盛でした。要は日本語が当時の非力な PC では表示が遅く、NEC のパソコンだけが日本語 ROM という機能を使って当時の OS で高速に表示できたのです。 当時、最新のインテル 386DX 20KHZ を搭載してメモリーも 1.6M 5インチ FDD を搭載する、30万円もするヤツでした

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 PC98編 その1(全3回)

最初に触ったコンピュータを覚えているだろうか? 自分は今の会社に入るまで、触ったのはワープロだけで、変換=リターンというのを初めて覚えました(笑)。 最初の教育でパソコンは会社が貸与してくれるとうことで楽しみにしていたのですが、最初に与えられたのは、PC-9801 VM2・・V30という NEC 製のインテル8086互換でメモリー256KB(キロバイト!)。 当時は見ての通り FDD 5インチ が全盛でハードディスクはついていませんでした。 ある人に FDD で一太郎

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく 〜 MO ドライブ編

だいたい印刷会社は古くからパソコンをアップルを中心に使っているのですが、どうしても互換の問題があり古いものを使いがちです。 で、今日の商談は印刷会社。。。 な、なんと、、、 MO ドライブ を使いました。 もう10年以上前に USB メモリに押されて絶滅したはずだったのですがまだ生きていたとは・・・ 昔は SCSI という規格で動き(これを DOS マシンで接続させるのは大変だった)、その後に USB になりましたが、今ではスマホもつかわない 128MB というサイズで、

[おぐねた]昔なつかしパソコンとーーーく フロッピーディスク編

今日の話題。昔は絶対 PC に付属していた周辺機器のひとつ・・ 写真のものなんですがなんでしょうか? 今の新人諸君はわからないかな? 答えはフロッピーディスク(FDD)でたった1.44MBしか入りません。 おっきい方から8インチ・5インチ・3.5インチ ですね。 なんでもアメリカの核兵器管理は未だ FDD でやっているらしく、あのペラペラを感じてみれば、いかに地球の安全が危ういもので管理されているか・・・ 一度 FDD のデータをぽしゃった人ならわかるかと。 で、まだこ