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TCPとUDPの違いって?

こんにちは、Kaetecの中の人です!

今日はTCPUDPの違いについて説明します!

TCP

TCP(Transmission Control Protocol)は、IPの上位のプロトコルのトランスポート層で動作するプロトコルです。

インターネットにおいて標準的に利用されているプロトコルでネットワーク層のIPとセッション層以上のプロトコル(例:HTTP、FTP、Telnet) の橋渡しをしています。

TCPは、高信頼性(3 way ハンドシェイクによる通信前の打診、ack による相手の受信確認や再送処理、等)や 通信効率の最適化機能(Windowによるフロー制御や輻輳制御)を提供しているためUDPと比べて負荷がかかります


UDP

UDP (User Datagram Protocol) は、TCPと同様にIPの上位プロトコルのトランスポート層で動作するプロトコルです。インターネットにて標準的に利用されているプロトコルでネットワーク層のIPとセッション層以上のプロトコル( 例:DNS、NTP、DHCP )の橋渡しをしています。

UDPは、コネクションレス型のプロトコルであることから、TCPに比べると信頼性がないのですが高速に転送を行うことができます。また、UDPヘッダサイズ(8byte)が少ない事から、その分アプリケーションのデータを多く送受信することができます。しかしパケットが到達する保証がないことから、パケットロスなどの場合アプリケーション側で再送処理をして通信を成立させるかパケットロスが容認できるアプリである必要があります。


TCPとUDPの違いは?

TCP と UDP はともにクライアントとサーバ間での通信チャネルの提供、通信管理を行う、レイヤー 4 のプロトコルです。通信チャネルというのはいわゆる “ポート” というもので、1番から 65535 番までの番号が使用できます。同じ IP アドレスであっても TCP や UDP のポートが異なれば、提供されるサービスが異なります。

終わりに

今日はTCPとUDPについてご紹介しました!

少しでも参考になったら幸いです☺️

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情シスの運用やインフラの構築などでお困りの方は是非ご覧ください!!

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