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逃げたら負けは嘘

この記事は

人生の9割からは逃げていい(著者・井口晃)

の読書記録となります。

①逃げなければ本当にしたいことは見つからない

学歴が命! 一流企業に就職した人が人生勝ち組!

……なんて価値観を多くの人がもっていると思います。
かくいうぼくも、そういう価値観をこれまでの人生で植え付けられてきました。
だから、必死に勉強して、嫌なことからも逃げないで……

と、そんな思考がまず間違いだったのです。

突き詰めれば違和感に気づきます。

学歴が命と言いつつ、東大出で無職の人もいるのでは? とか、
お金があることが幸せなのかな? とか、
この数式、これからの人生で本当に使うの? とか。

つまり、多くの人はこうすべきという古くからの根拠のない因習に縛られているから、うまくいかないし、つらいのです。

逃げに逃げて、セルフイメージを更新し続ければ本当にしたいことが見つかります。そしてそれは、やっても苦にならない楽しいことであるはずです。

人生は長いです。
そのほとんどの時間を仕事に費やすことになるのならば、職業は自分の本当に好きなことである方がいいと思いませんか?
1000時間費やせば、誰でもその道を極められると言います。
大好きという気持ちこそが最大の原動力なのです。

②仕事と人間関係からも逃げていい

セルフイメージを更新する上で欠かせないのは、
今の環境に居座らず、新しい環境に飛び立つという覚悟です。
だから、その環境のルールに縛られてはいけません。

残業したり、苦手な仕事に心血を注いだり、
レスポンスの速さに注意を払ったり、
関係が深くなりすぎるあまり、共依存に陥ったり。

それは、自分の可能性を潰す障害でしかありません。

環境は人を変えます。
逆に言えば、環境に変化がなければ、人は変わることができません。

人目も学歴も実績も、なにも気にすることはありません。
新しい自分で、新しい関係を、新しい職場ごとに見出せば良いのです。

なかなかに勇気がいると思いますが、人は想像以上に他人に無関心なので大丈夫だと思います。
そこで背を押してくれて、尚も縁が切れない友人がいたとしたら、その絆は本物です。一生大切にすべきです。

もしかしたら仕事や人間関係が、秘められたポテンシャルを圧迫しているかもしれません。
本当にしたいことはなんなのか。
今一度胸に問いかけて、アクションを起こすことが、好きを仕事にすることに繋がるはずです。

③逃げない方がいいこと

健康と身なり

この二つからは逃げてはいけません。

健康は言う間でもないでしょう。
健康な身体なくして、ベストパフォーマンスはありえません。

次に身なりですが、これは一流には一流の真似をして近づくということです。
安い服を着ていても、健康維持には問題ありませんが、それではセルフイメージがいつまで経っても更新できません。
だから、服は高価なものを買って少し背伸びをするべきです。

人は身の丈に合わないものを買ったら、身の丈に合う存在になろうと無意識に努力します。つまり、自動的にセルフイメージが更新されるのです。

健康と身なりは消費ではなく、未来への投資です。
そこで無理した分だけ将来の恩恵が大きくなると思えば、嬉々としてこの二つにお金をつぎ込めるはずです。
小さな変化が後に大きな変化をもたらします。

④感想

ぼくも逃げて本当にしたいことを見つけた性分なので、この本にはすごく共感できました。
ぜひとも弟に読んでもらいたい。
弟は中学時代の失敗を引きずって、今もまだ殻に籠もり続けてるんです。

やっぱり最強は楽しくやる! ということみたいです。
本当に好きなことができる恵まれた時代に生まれてきたんですから、その利点を最大限に生かして今後の人生を歩むのが、せめてもの恩返しというものでしょう。

よし! 今日も1日頑張るぞっ!




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