見出し画像

カレーのスパイスの薬膳効果!

あなたはカレーを作って残ったらどうしていますか?
保存の話ではなくて、おいしくいただくための工夫のことです。

実際にカレーを作って翌日のものは味がしみて熟成されることで、
作ってすぐに食べるより美味しいのは誰でも知っているので、
翌日のカレーはおいしくいただくことができます。

しかし、翌々日はどうでしょうか?

我が家ではカレーうどんと言いたいところですが、小麦食をなるべく
摂らないようにしているのでカレー南蛮蕎麦して食べています。

本日の夕食も余った3日目の熟成カレーにタマネギと人参を少々
加えて、蕎麦のだしを加えて少しとろみを少なくして揚げを入れ
ます。最後に小松菜と長ネギを加えてカーレー蕎麦で食しました。

蕎麦を煮るととろみが出るので、なるべくベースのカレーは
水っぽいぐらいにしたほうが仕上がりがよくなります。

昨今、ウイルスや細菌など感染症がやかましくいわれていますが、
そうしたときには免疫力を上げるカレーのスパイスによる薬効効果
が期待できます。

カレーの中にはターメリックやウコンを中心に各種、生薬に使われる
スパイスがふんだんに使われています。

たとえば、ターメリックやウコンは気と血の巡りをよくして、鎮痛
作用も在ります。刺激的な香りを生むクミンには消化促進作用があり、
スパイスがもたらす効能にはすばらしく多彩です。

カレーに使われる各種スパイスにはどれもパワフルな生薬であると
ともに薬膳料理のベースになりうるものです。

薬膳には、食養生という考え方で心身のバランスを整えて健康を
維持するものです。生薬だけでなく食材にも病気を未然に防ぐ力を
もつと考えられています。

そのため、カレーは薬膳の考え方に合致した料理と言えます。特に
カレーのスパイスは熱性が温性で今の時期、朝晩の寒暖の激しい
時季に食べるのに最善です。

カレーの中に入れるものとしては、豚肉や鶏肉の他、この時季は
サバを入れたフィッシュカレーなどおすすめです。

フィッシュカレーといえば、昔、添乗業務で海外に頻繁に渡航して
いたときに、シンガポールで食べたフィッシュヘッドカレーが最高に
美味だったことを思い出しました。

おそらく鯛の頭で作ったカレーですが、日本に帰国したから自分でも
鯛の頭のアラを買ってきて作ったものです。
非常にいいだしが出て美味しかった。ただし、鯛には太い骨があるので
気をつけて食べないといけません。

あなたも明日あたりカレーを作ってみてはいかがですか?
どんな具材で作りますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?