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ブーム商材に手を出しても生き残るところと撤退を余儀なくされる2極化が起っている!

あれだけ流行ったタピオカ屋さんは、いったいどこに行ってしまった
のでしょうか?

家の近所の商店街の一角にもタピオカ専門店がありましたが、ブームの
陰りが見えた頃に出店したので、おそらく一年もたなかった。
閉店のお知らせもなく、ひっそりとシャッターが降りたままの状態で
撤退してしまいました。

それから、あれだけ一世を風靡した高級食パンのお店はいったいどうなった
のでしょうか?当初は物珍しさとスーパーで手に入る食パンに比べて
確かに味は段違いにうまかったのですが、高価すぎて日常的に購入
するにはコスパが悪かったようです。

あっという間に、店舗が淘汰されて、見かけなくなりました。
確か、おししい食パンブームの走りは、セブンイレブンの「金の食パン」
あたりからではなかったのではないでしょうか?

あれは、それほど日常で買う食パンの価格から逸脱した価格設定では
なく、ちょっと高いかなという程度だったので、味と価格のコスパが
比較的リーズナブルだったので今も支持され続けてるのでしょう。

食パン一斤に千円をかける家庭がそうたくさんいるとは思いません
でした。早晩、廃れていく思っていましたが、このブームもかなり
早く去って行きました。

そして最近のブームは?

あなたも感じているのではないでしょうか?

それは、無人冷凍餃子店舗と鶏の唐揚げの専門店です。これらも
そこら中でみかけるようになりました。冷凍餃子のお店は無人店舗な
ので、人件費がかからず、低コストの経費で出店できるところが
ウケているのでしょう。

唐揚げの専門店のほうは、厨房に唐揚げ専用のフライヤーを設置する
だけで設備投資が低コストで済むので小資本でも出店しやすいという
無人冷凍餃子店舗と共通点があります。

どちらも生き残っていけるところは、最終的には「美味しさ」に尽きる
のではないでしょうか?

餃子は宇都宮や浜松が有名ですが、今でも老舗の餃子専門店はしっかり
生き残っています。唐揚げと言えば、大分県が有名ですが、こちらも
長年培ってきた味が地元の人たちはもちろん、観光で訪れた人たちにも
圧倒的に支持されてきたからこそ、長く愛されているのです。

ホームページやコンテンツとしてのメディアと一緒で最終的は、
コンテンツの質、訪問者にいかに価値を提供できるか?にかかって
います。

飲食業界にとってはそれは、オリジナリティある「美味しさ」に
集約されます。

一時のブームが過ぎ去っても生き残っていけるお店は単純に「美味」を
かたくなに追求しているところに尽きます。

ちなみに、今度は単発商品のバナナジュース専門店が増えてきて
います。これだけでどのくらいお店を維持していけるのか?
甚だ疑問ですが、はたして・・・

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