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Adobe MAX 2020に行こうかどうしようか迷っているあなたへ。

Keynoteやsneaksの内容はネット上に速報等で色々と情報が出ているので、私は来年度参加を迷っているAdobeMAX初参加の方のための記事を書いてみたいと思います。私自身も初参加で”もう少し事前情報があれば助かったな“と感じたことも多かったので、誰かの参考になったら嬉しいです。

(AdobeMAXには本開催前の2日間で行われるプレカンファレンスがありますが、今回私はそちらには参加していないため11/4〜11/6のメインカンファレンスのみ触れます)

申し込み

申し込みの流れについては、MAXのサイト上に出てくるので問題ないと思いますが、早い段階で申し込むほうが安いので来年度に参加することを考えているならサイトオープン後すぐに申し込めるように凛義を出すなり予定を空けるなり、準備を整えておいたほうが良いです。後述しますが申し込みは早いに越したことはありません。2020年は10/19〜10/21で開催されるようです。

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宿泊場所

申し込みをしたら次は滞在先の確保です。MAX割が効くホテルがサイト上から予約できますが、これもすぐ埋まってしまいます。

MAXの開催場所はLAのコンベンションセンターです。

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もし割引価格でホテルを確保できなければホテルのオフィシャルサイトもしくはExpediaやBooking.com等で探すことになりますが、近くのホテルは立地的に仕方ないにしろそこそこのお値段がします。私は前日3日から終了翌日の7日まで4泊して往復の航空券より高い値段でした。ステープルズセンターでバスケの試合があったのでそれも影響しているのだと思いますが...会社的にエアビーがOKであればそれでも良いかも。

開催期間中はホテルと会場を結ぶ無料のシャトルバスが走っています。対象のホテルはMAXのサイト上で確認できるので、少し離れたホテルでも会場までの足は確保できます。バスは”MAX“とデカデカと描かれた観光バスサイズのバスが走っていました。

ちなみにシャトルバスがピックアップしてくれない”徒歩圏内“とされているホテルは地図上の赤丸のホテル。

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18. Courtyard by Marriott at LA Live
19. Hotel Figueroa
20. Hotel Indigo Los Angels Downtown
21. JW Marriott Los Angels
22. Luxe city Center
23. Residence In Los Angels at LA Live
24. The Ritz-Carlton Los Angels

21のマリオットはホテルのカンファレンスルームがセッションの1会場になっているくらいなので、そのお隣のリッツと同じく一番近いホテルだと思います(いいお値段するけど)。

私は22のルクセシティセンターに泊まりました。ホテルの斜め前、道路を渡ったらステープルズセンターなので会場にはとても近かったです。MAXの早割も終わった9/1に予約をとりましたが何とか残り1部屋を確保することができました。

徒歩圏内の良いところは、荷物を置きにサクッとホテルに戻れるところ。コミュニティパビリオンという企業のブースだったりAdobeのストアなどがあるエリアを周るとお土産のグッズをかなり沢山もらえるので荷物はどんどん増えます...。

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会場はものすごく広い上にセッション毎に会場を移動したりするので、正直荷物はかなりの負荷ですし、2日目の夜に開催される”BASH”はステープルズセンター及び周辺で行われるのですが、セキュリティチェックがあり大きなバッグを持ち込むことができません。ホテルに置いてくるもしくは預けることになるのですが、こちらは先着順の上、今年はBASH前にsneaksがあったので一斉にものすごい数人がBASHの会場に向かうので、荷物を置きに戻れるホテルは大変助かりました。

またマイクロソフトシアターでもセッションが行われていますがこちらも入場時にセキュリティチェックがあり14”×14”×6”を超えるサイズの荷物は持ち込みできないので注意です。

3日間のスケジュールを立てる

チケットと宿泊先を確保したら飛行機のチケットを確保しておけば、もうあとはMAXのサイトもしくはアプリからログインしてスケジュールを立てるだけです。

Keynoteやsneaks、1日目の夜に開催されるウェルカムレセプションや2日目の夜に開催されるBASHなどはもうすでに”My Schedule”に登録されているので、あとは興味のあるセッションやワークショップを選択してスケジュールに入れます。人気のものはすぐに埋まってしまうのでこれも早いに越したことはないです。満席の場合は一応キャンセル待ちもできますが、キャンセルが出る確率は少ないかと...私も1セッション待っていましたが、開催数日前に“登録できなかったからキャンセル待ちクローズするね。あとは当日会場で並んでみればもしかしたら入れるかも“という連絡がきました泣 

1日3、4個参加すると結構タイトスケジュールになると思います。前述したコミュニティパビリオンへ行ったり、大抵ぼっちで会場にいると話しかけられるのでコミュニケーションとっていたりしたので、少し時間を空けておくのもいいかも。もちろん休憩も必要です。スケジュールによっては、会場の端から端まで移動する場合もあって、そこそこな距離があるので、体力はどんどん削られていきます...。

空いていれば当日会場にてアプリからセッションを追加したり、キャンセルできるので、状況見ながら判断すれば良いかと思います。

badgeの受け取り

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会場内ではbadgeを首からぶら下げておきます。この受け取りはメインカンファレンス開催前日も可能です(20:30まで)。翌朝は6:30から空いているようですが、朝苦手だし参加者の人数(今年は2万人だとか!)からしても当日は混みそう&初日の朝はkeynoteで早く会場に入りたかったので、前日入りしたホテルに到着後すぐに受け取りに向かいました。

16時ごろに行きましたが空いてました!参加特典のパーカーの受け取りもスムーズ。全然並んでいませんでした。これが当日は結構な行列だったようです。keynoteが朝一からあるので行けるのであれば前日のうちに受け取りましょう。受付の端末に情報を入力後にIDの確認をされるので、パスポートもしくはコピーが必要です。

ちなみに今年のパーカーのデザインは”福田愛子さん“がされたようです。日本のアーティストの方がこうやって活躍されているのはとても嬉しいことですよね。パーカー、大切にします!

Keynoteやsneaksは1時間前には並ぼう

初日のkeynoteは開始30分前に行ったら後ろのほうになってしまいました。

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結構みんな朝食会場でのんびりしていたので余裕かなと思っていたのですが、そんなことない。

2日目のkeynoteとsneaksは1時間前に並んだところ結構前のほうに座れました。

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1時間前に並んでも開始45分前には会場していたので実質立って待っていたのは15分くらい。ぼっちだとここでも近くの人に話しかけられるので、話しているとあっという間に時間はすぎます。あとは席を確保さえすれば大丈夫。

遠くてもスクリーンがあるので見えますが、スピーカーが近いかどうかでやはり迫力も周囲の盛り上がり方も変わります。静かに落ち着いて見たい方は後方に座ればいいと思いますが、私は断然前方をオススメします。

持ち物

上部の写真にある通り、今年はパーカーと布製のトートバッグをもらいました。私自身は小さめのお財布とスマホが入る程度のショルダーバッグのみ持って行っていたので、このトートバッグにiPadを入れて持ち歩いていました。しっかりとした作りだったので意外と重宝。会場周辺はbadgeをぶら下げてこのバッグを持っている人ばかり。ワークショップによってはPC必要だったりするので、参加するものによって荷物は変わりそうだけど、あまり大きなバッグは必要なさそうです。何より歩き回るから身軽が一番!

食事

朝食と昼食は毎日出ました。朝食はSouthホールでマフィンやフルーツ、ホットサンドが食べられます。会場はとても広いです。この写真はそのほんの一部。ここでも誰かと相席になるので、ぼっちは間違いなく話しかけられます。

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昼食もここで食べられるのですが、ホットミールのブッフェと記載があったのに、”パンが固くて冷たくて全然ホットじゃないね笑“って相席の方と話していたくらいホットなミールではない上に美味しくなかったので、翌日からはフードトラックなどで提供されるブッフェ以外のメニューを食べました。こちらは美味しかった。

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デザートやスナックもありました。飲み物は各会場にコーヒーや紅茶が置いてあったりジュースを配っていたりします。欲しいと言わないと出てこないこともあるので注意です。別の会場でもらったスナックや飲み物を持って歩いているとここでも”それどこでもらったの?“とよく聞かれましたし、逆に私もよく聞いていました。

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1日目のお昼を一緒に食べた人に、朝ごはん美味しくないし朝眠いから食べにくるのしんどいって話したら、”会場においてあるバナナを1、2本もらって帰って朝ごはんにしているよ“といいことを聞いたので、私もそうすることに。少しだけど会場に移動しない分ゆっくり寝てられるし、バナナは間違いない美味しさを提供してくれます。

1日目の夜と2日目の夜もレセプションやBASHがあるので食事ができます。そしてお酒も飲めます。

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ということでこの3日間、食事にお金を使うことはありませんでした。ちなみに会場近くのレストランではbadgeを見せるとお食事代が割引になるそうです。

広い会場での迷子問題

会場には至る所に案内してくれる人がプラカードを持って立っているので広いけど迷子になることはないです。キョロキョロしていると”案内が必要ですか?“って聞いてくれるし、アプリに表示したセッションのスケジュール見せれば会場がどこか教えてくれるので、MAPを必要とする機会はありませんでした。度を超えた方向音痴の私でさえも迷子にならなかったのだから大丈夫。初めてでも全く心配はいらないです。

言葉

もちろんAll Englishですが、keynoteやsneaksは聞き取りやすいし、全く英語分からなくてもデモがあるので何をしているのかは分かると思います。

セッションもスライドはあるし、聴覚障害の方を意識してか各会場の前方にディスプレイが設置され、トーク内容がほぼリアルタイムに文字に起こされていました。よく聴き取れなくても&聴き逃してもなんとかなるので大変助かりました。

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そしてここまで写真で色々解説してきたけど、やっぱりこの雰囲気はテキストや写真、映像でさえも伝わらないし、なんというか肌で感じられるものがあるのは会場に現地に行った人の特権だと思います。私も昨年はネットから情報を得ていましたが、お金払ってくる価値は十分にあるとそう感じました。

英語が不安なら、Google翻訳使えばいいと思うし。みんな会場の雰囲気もあってかテンション高めで、この気持ちを周りの人と分かち合いたい!一緒に楽しみたい!って感じだからドキドキしてずっと1人でいるより、Google翻訳使ってでもどんどん話したらきっと自分も楽しくなると思う。もうなんなら”Google翻訳使ってもいい?”だけ覚えていけば会話はできるんじゃ...。

もちろん英語がペラペラ喋れる&話していることが全部理解できるならより楽しめることは間違いないですが、英語を勉強してもっと喋れるようになったら行こうと思っていると一生行けなそう(私の場合はとくに)だから、行ってみたいと思ったら取り敢えず行ってみたら良いと思います。

会場の雰囲気

会場内にはピアノがおいてあったり、絵を描いたり写真を撮れるブースがあったりと至るところにワクワクする、クリエイティブなスペースが用意されていました。

私の好きなMr.Doodleもいた❤️近くで書いているところを見れてポワン❤️とした。

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自分のbadgeやトートバックにスタッズやワッペン、ラインストーンでデコレートできるところもありました。

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最後に

やっぱり感動したものは伝えておきたい。

Sneaks最高に良かった!あくまで研究中の技術でありAdobe製品には現時点では未搭載のものですが、決して夢物語ではないすぐそこの未来が目の前にあって、純粋に感動しました。

中でも蓮見の一番のWow!は”Image Tango”!!

ささーっと書いた鳥のイラストに、実際の鳥の写真を組み合わせることで、

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写真の鳥がイラストの鳥の輪郭に沿った形で”新しい鳥“の写真が作られました!

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写真×写真でもそれは可能で、お気に入りのドレスに別の服のイメージを掛け合わせることで、

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ドレスの形そのままに、新しいドレスのデザインが出来あがりました。

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バッグもしかり、1つのバッグに別のバッグの写真を掛け合わせることで、何パターンものバッグのデザインを提案してくれます。

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クリエイターに新しい可能性をもたらすだろうな。仕事の仕方も変わっていくんだろうな。そう遠くない未来に。

Sneaksは演出もまた素晴らしい!

今年はsenior Creative Cloud evangelist のPaul TraniとコメディアンのJohn Mulaneyがアテンドしていたのですが、ジョーク交えながらで面白い。Theエンターテイメントって感じでした。

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はぁぁぁ。来年もまた来たい。

でも他にも行ってみたいカンファレンスは沢山あるんだよなぁ。






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