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【Blender】天球で星空をつくる

天球で星空を作成するメモ。
天球の内側に張り付けた星空は、プロシージャルで作成したので、カスタマイズすれば、いろいろ応用がきくはず・・・。

<Blender 3.2>

■天球の作り方

追加>メッシュ>UV球 で球体を作成し、半分から下を削除して天球を作成する。地面は、平面で作成。

天球と平面のメッシュ

法線を反転する。天球を選択後、編集モードに入り全選択して、メッシュ>ノーマル>反転 を実行。(Alt+N)
新規作成したマテリアルを天球に適用。そして、プロパティウィンドウ>マテリアルプロパティ>設定 で、裏面を非表示 を有効にする。

天球の法線を反転し、裏面を非表示にした状態

シェーダーエディターを開き、天球のマテリアルを編集。

天球には星空のマテリアルを適用、地面は黒いマテリアルを適用。

シェーダーエディターで、下図のようなノードを組んで完成。
天球自体の陰影が表示されないように放射シェーダを利用。
星は、ポロノイテクスチャーで星の原型を生成し、カラーランプで抽出。

星空のノード構成
天球の拡大

星空を動かしたいときは、テクスチャー座標ノードとマッピングノードをポロノイテクスチャーノードのベクトルスロットに接続。
星空は、マッピングノードの回転値を入力することで動かせる。

星空を動かすノード構成

■応用:もっと見栄えをよくしたい

星空だが、ちょっと物足りないので、ブルーム効果をかけてみた。
Before Afterを比較すると効果のほどは、おわかりだろうか。

Before:ブルームなし
After:ブルームあり

ブルーム効果を利用するには、いくつか必要な設定を行う。
まずは、シェーダーエディターで、放射ノードを追加して、シェーダーミックスに接続する。

再調整されたノード構成

レンダープロパティ>ブルーム を有効にする。ここの調整値はお好みで。

レンダープロパティ>ブルーム

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以上。

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