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ノンフィクションライター・宇都宮徹壱さんのnoteが書籍化!サッカーフォトエッセイ『蹴日本紀行』が7月31日に発売

noteで写真家・ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんが連載した「フットボールの白地図」が書籍化し、『蹴日本紀行 47都道府県 フットボールのある風景』としてエクスナレッジから7月31日(土)に発売されます。

宇都宮さんは、noteを「試作(あるいは思索)の場」として、全国各地で取材したサッカー文化を写真と文章で紹介。本書は、47都道府県それぞれに根付く「サッカーのある風景」を紹介した1冊です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げるnoteは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。

『蹴日本紀行 47都道府県 フットボールのある風景』

この国にはすでに、すばらしいフットボール文化が根付いている―—。
北海道から沖縄まで全国を行脚して紡いだ【永久保存版】至極のサッカーフォトエッセイ

1993年に10クラブでスタートしたJリーグは、その後着実に増え続け、2021年には57クラブ(40都道府県)にまで増加した。

「日本にはサッカー文化がない」と言われたのももはや昔、全国を巡るなかで、この国には世界に誇るべき豊かなフットボールの文化が根付いていることに改めて気づかされる。

そして、Jクラブがない県にもその土地に根差したフットボールの風景が存在することも―—。

北は北海道から南は沖縄まで、Jクラブのある地域からない地域まで、津々浦々のフットボールを色濃く、鮮やかに編んでいく。

著者・宇都宮徹壱さん
1966年生まれ。東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。97年にベオグラードで「写真家宣言」。以後、写真家・ノンフィクションライターとして国内外の文化としてのフットボールをルポルタージュしてきた。著書に『ディナモ・フットボール』(みすず書房)、『股旅フットボール』(東邦出版)、『フットボール風土記』(カンゼン)など。『フットボールの犬』で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。今回の著書で47都道府県の取材を完遂した。note / Twitter

著者・宇都宮徹壱さんのコメント

「47」という数字から、貴方は何を思い浮かべるでしょうか? 時代劇ファンなら、赤穂浪士の四十七士。川崎フロンターレのファンなら、五輪代表にも選ばれた旗手怜央の背番号をイメージするかもしれません。しかし多くの方は、47都道府県をまず連想することでしょう。この本は「47都道府県」にとことんこだわって、それぞれの「フットボールのある風景」を集めた写真集です。

旅とフットボールというテーマでいえば、全国のJリーグに所属するクラブを訪ね歩く企画は、これまでにもありました。本書はJクラブではなく、あえて47都道府県を踏破することに主眼を置いています。なぜ47都道府県にこだわったのか。理由は2つあります。

まず、Jクラブは年々増加を続けているるため(今季は57クラブ)「47」のようなシンボリックな数字になりにくいこと。そして、クラブがない県にも光を当てたかったこと。2021年現在、Jクラブがない県は7つあります。そうした県に「フットボールのある風景」が存在しないのかといえば、もちろんそんなことはないわけです。

本書では、複数のJクラブがある県も、まったくJクラブがない県も、等しく取り上げています。そしてJクラブがない県にも、さらに言えば貴方が暮らす街にも、秘宝のような「フットボールのある風景」が、静かに佇んでいるかもしれません。いずれまた、自由気ままに旅とフットボールが楽しめる日々が戻ってくることでしょう。その時に、この本が少しでもお役に立てれば幸いです。

なおECサイト徹壱堂は、著者のサイン入りで予約販売を受け付けております(発送は8月5日以降となります)。

書誌情報

『蹴日本紀行』書影

書名:蹴日本紀行 47都道府県 フットボールのある風景
著者:宇都宮徹壱
発行:エクスナレッジ
定価:1,980円
ISBN-10:4767829038
ISBN-13:978-4767829036
版型:A5変判
頁数:‎256頁

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