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お題企画「#キャンプの話をしよう」の結果を発表します!

キャンプの魅力や思い出について語るお題企画「#キャンプの話をしよう」。國學院大學に後援いただいた期間中(2021年7月30日〜8月31日)、すばらしい作品を数多く投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

國學院大學北海道短期大学部 田中一徳 教授、國學院大學人間開発学部 青木康太朗 准教授のおふたりによる選考の結果、下記のように受賞者が決定いたしました。コメントとともに紹介します。

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■【一期一会】 学生時代キャンプリーダーをした思い出

”キャンプを通して、自分の価値観や子どもに対する認識が大きく変わった”。私もそうです!学生時代のリーダー経験がなかったら、今の自分はありませんでした。ただ、ピリリと辛い小粒さんの作品のいいところは、昔の思い出話をするだけでなく、教育的ねらいをもって行われる組織キャンプの素晴らしさを分かりやすく伝えてくれているところです。家族で行くキャンプもいいですが、同年代の仲間と過ごすキャンプの素晴らしさも知ってもらいたいとの思いから、この作品を選びました。(青木准教授)


■キャンプは不便でめんどくさい。でもそれが楽しい。

子ども達や疲れた大人のデジタルデトックスが話題となっていますが、その一方でアウトドアやキャンプの分野は、様々なテクノロジーのお陰でより快適に、より安全に体験できるようになっていることは確かなこと。自然環境を大切にするためにもアナログ的な要素とデジタル的な要素のバランスが大切かと思います。投稿を読み「キャンプは自然を楽しむものだけれど、とても人間的な活動」で「キャンプは心の充電」だと私も思いました。(田中教授)


■子供には習い事や塾よりもキャンプの勧め

最近、子どもの非認知能力の育て方に関心をもつ親御さんが増えています。yocheeさんのお宅では、お子さんの柔軟性や協調性、クリエイティブ能力を鍛えるためにキャンプを実践されているとのこと。私がこの作品を選んだ理由は、“敢えて不便な環境に身を置いて、普段気付かない発見や経験をさせ、子供の感性を磨いて行って欲しい”という思いに共感したからです。この作品を通じて、子どもの頃にキャンプをする大切さが多くの親御さんに伝わればいいなと思っています。(青木准教授)


■なぜキャンプに行くの?と問われ、人生には遊びが必要だと気づいた話し。

キャンプを「日常生活から離れたところで『生きる』実験」と捉えていることに共感しました。文明化された都市生活に慣れている私達は、キャンプで生きる意味を試されるのかもしれませんね。キャンプでは、日常の作業も「遊び」として楽しめる時間になりますね。ご家族と笑顔で楽しく生活するためにもキャンプという実験で、忙しい毎日から少し立ち止まってふりかえってみることは大切なのかもしれませんね。(田中教授)


■私がアラスカで学んだこと-自然に命を預けるキャンプ-

アラスカ等での豊かなキャンプの経験から大自然に対して畏敬の念を持ち、未知の環境や状況から謙虚に学ぶ姿に共感を持ちました。「旅する事はアウェイに行く事。つまりは通用しない常識が増える事を認識しなければならない」と表現されている様に、多くの投稿でみられるキャンプや旅は楽しいという表現ではなく、自然の怖さ、リスクについて実体験から書かれている点も大変興味深く読ませてもらいました。(田中教授)

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ほかの投稿作品についても、以下URLよりぜひご覧ください。

コンテストを振り返って

以下、國學院大學 note担当からのコメントです。

投稿してくださった全ての皆さん、ありがとうございました。

一つ一つ大切に読ませていただきました。ひと口にキャンプといっても受け止めかたはひとそれぞれ。どの作品も気づきに満ち溢れた作品ばかりでした。

私たちは、たくさんのアイデアやクリエイティブが行きかう語り場になってほしいと願って今回のテーマに協賛しました。気になる作品はご紹介をさせていただき、勝手に研究員に任命させて頂いたりしもしました。これからも気になる作品は研究室で紹介させていただきながら、お互いに学びあえる場を共有できないかと考えているところです。

キャンプを考える研究室は、これからも皆さんの創作活動を応援しながら、多くの方の学びに貢献していきたいと思います。


みんなにも読んでほしいですか?

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