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ライフプラン

47歳のときに仕事を辞めて、今は世俗を離れて暮らしている。とりあえず食い扶持を稼ぐために個人事業主として開業したが、何の成果もないまま3年が過ぎた。で、改めて状況を整理してみるともう無理に働く必要はないことに気づいた。

月4万円あれば不自由なく生活できる。

まず風呂なしワンルームの山小屋みたいな家に住んでいて持ち家なので家賃がかからない。徒歩10分の場所に温泉施設があり、年間利用料は東京近郊に住んでいたときのガス代より少し高いくらい。まあ、カビと水垢との戦いから解放されたのだから不満はない。

食事は基本的に一日一食のみ。夕飯に米一合を炊いて食べる。別に節制しているつもりはなくて、単に準備と片付けが面倒なだけだ。働いていた頃からこの生活サイクルが続いている。空腹だと何を食べても美味しいし、INT知能AGI敏捷性が高まっている実感もある。たまに街へ出かけてジャンクフードを貪るのは楽しい。糖質でもカロリーでもじゃんじゃん持ってこい。

人付き合いがないため、交際費もまったくかからない。ネトゲの緩いつながりならあるがオフ会に参加する気もない。

そんな状況で税金や保険料を見積っても60歳まで生活できる貯蓄がある。その後は年金を繰り上げ受給すれば安泰という目論見だ。

さて、どうなることやら。