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VIVANTの否定的な感想(本音)

その観点(理解が記憶を補助する話)から改めて振り返ってみると、僕がVIVANTを楽しめなかった理由もよくわかる。

途中で興味を失ってしまったせいもあるだろうが、それにしたって物語の内容を覚えていない。断片的な記憶はある。しかし、それらが繋がっていない。

予想のつかない展開に対して、そんなの予想できるわけないだろうとたびたび感じたことが興味を失う最大の要因だった。出し抜いたと思ったら実はお見通しでしたとか、ピンチと見せかけて裏の裏まで読んでて助かりましたとか。ご都合主義が過ぎるのだ。

ああ、我慢していたのに結局ディスってしまった。

予想できないということは理解できないということである。そして理解できない事柄は数字の羅列を覚えるように丸暗記するしかない。これを僕の脳は拒絶した。そこまでする必要があるなら楽しめなくていいや、と。

願わくばすべての事象が必然であって欲しい。まあ、すべては無理でも可能な限りの必然性を積み上げた上で、たまに起こる偶発的な出来事に踊らされたい。