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見つめられて

最近は小さい子がいるような場所に行く機会がほとんどなくて忘れていた。この前レストランで麻婆豆腐を食べていたら隣のテーブルに親子連れがいてその子供がガン見してきた。ああ、この感じはひさしぶりだ。

とくに見られて困ることはない。ただ、理由が知りたい。誰彼構わず見つめている様子でもないので僕に原因があるのだろう。オーラでも出ているのか、あるいは僕のスタンドが見えているのか。僕自身にも見えないのに。

自意識過剰とかそういうのでなく明らかに凝視されることがままあり、昔からずっとモヤモヤしていた。これは良い機会でもある。2024年のインターネットで調べればそんな長年の疑問もイチコロだろう。

解決しなかった。いろいろな見解はあるが、どれも各人の想像にとどまる。

子どもの気持ちは大人にはわからない。 本人に聞いたところでまだ十分な言語化能力を持たないだろうし、完全にブラックボックスである。

大人が見つめてくるのは親愛や敵意などの感情だと想像できる。しかし、子供はもっと直感的に行動しているはずだ。彼らは一体何を見ているのか。

子供にガン見される人物の犯罪性向とか平均寿命、生涯未婚率などのデータを取ってみたら面白いのかもしれないね。