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あるリスクについて考えてみる

今回の大雨に「令和2年7月豪雨」という名前がつけられました。
自分の住んでいる地域では普段雨による被害は無いですが、
今回の大雨では川が氾濫しそうになったりと、大変でした。


国交省の「コラム・事例 地球温暖化と大雨、台風の関係」によると以下の記載がありました。


地球温暖化と大雨の関係について
日本における大雨の発生数が長期的に増加傾向にあるのは、地球温暖化が影響している可能性があり、地球温暖化が今後進行した場合、さらに大雨の発生数は増加すると予測されます。


つまり、今回のような被害は今後も起きる可能性が高いということ。
ちなみに、同コラムでは地球温暖化と台風の関係は相関があると結論づけることは、現段階では出来ないと記載してあります。


最近、あるリスクについて考えるようになりました。
それは「定住」です。

誰しも故郷があり、住み慣れて過ごしやすい地域があります。
私も大学生で初めて県外で一人暮らしを経験しましたが、やはり故郷の住みやすさを改めて認識しました。

なぜ、定住することがリスクになるかというと。
簡単に動くことが出来ないためです。


賃貸ならフットワークは軽いですが、
それが持ち家だったらどうでしょうか。
少なくとも、家の広さや設備の充実面、子供の過ごしやすさを考えると、断然持ち家に軍配が上がるでしょうが、災害に遭った時のリスクとして考えると、賃貸の方がいい気がします。

私はアパートから借家に引っ越しをしました。
今年で35歳となるため、そろそろ持ち家を検討しても良い年ですが、
上記の理由(+α)もあってやめました。

(独立して今よりも稼げるようになり、いざと言うときはローンを組まずに払えるようにしておく用意もしたいです 笑)

巨大地震による被害も懸念されていますが、
日本はやはり災害大国。


災害が起これば以下のようなループが続きます。
災害が起こる→多くの人が被害にあってしまう→復興&対策


数十年に一度の巨大地震であれば、十分な復興をすることができます。
しかし大雨による被害は年々スパンが短くなっており、
地域によっては復興する前に次の大雨が起こり、復興が遅れることも可能性として考えられます。

タワーマンションなら安心かというと、必ずしもそうではありません。
(去年の武蔵小杉で起こったタワーマンションの水害には驚きました)

定住する場合は、過去の災害の発生状況も考えながら進めていく必要があると感じました。

ではどこに住めばいいのかはその人の価値観によりますし、難しいですが、アンテナを張っておくことは重要です。
別に住み慣れた故郷にこだわらずに、同じ県の被害の少ない別の場所に住んでも言い訳です。


住み慣れた地域で暮らしたいという意見は多いし、私もその一人です。
しかし、特に最近の大雨の状況を見ていると、そうも言ってられないのかなと思います。

命には代えられないですから、思い切って故郷を捨てる覚悟も、場合によっては必要かも知れません。


まぁ、それには経済面である程度自由な部分が無いといけませんから、独立に向けて頑張っていきます!

頂いたサポートは、より良い育児を実践するための費用に充てたいと思います。これを通して子供の教育を、親を、日本を良くしていきたいです。よろしくお願いします。 twitterも活動中です。https://twitter.com/futakomi