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緊急事態に伴う思考について

2020年は何かと悪いニュースが目立ちます。

・コロナウイルス
・災害

コロナウイルスは新たな脅威ですが、
日本は災害大国なので、地震や水害と付き合う必要があります。

今、九州を中心にとんでもない量の雨が降っており、被害も甚大になっています。メディアでは、経験したことの無いような雨、何十年に一度の雨などの表現を使っていますが、それはおそらく昔の基準に照らし合わせて言っているのだと思います。

毎年、このクラスの被害が出てもおかしく無い状態のため、早急に新しい基準や考え方を示す必要があると思いました。


最近思うことは、やっぱり自分の頭で考えないと駄目だということです。

例えば、今回の大雨・・・というか毎年の大雨ですが、
政府が作成した「避難勧告等に関するガイドライン」では、
警戒レベルを1~5まで分けています。

レベル4、5も毎年あるんじゃないかという印象ですが、
レベル4には以下の記載があります。



避難勧告が発令されていなくても危険度分布や河川の水位情報等を用いて自ら避難の判断をしてください。


レベル5に関しては

命を守るための最善の行動をとってください。


レベル3に関しては

危険度分布や河川の水位情報等を用いて高齢者等の方は自ら避難の判断をしてください。


結局は周辺の状況をみて自らの判断において行動しなければならないのです。

レベル5の状況であっても、避難場所に向かうまでの道路が冠水しており、
自分の住んでいる所の方が川の側でも無く、崖や山にも面していなければその場にとどまることも判断のうちです。

あくまでレベルは目安にし、やはり現場にいる自分自身が判断をする必要があると感じました。


それはコロナウイルスに関しても同様です。

感染者が少ないから○月○日に緊急事態宣言を解除します。
「やったー」これで外出して遊べるぞとほいほい動くのは、まるでプログラミングされたロボットのようです。

普通に考えれば解除後に人の動きが活発になり、ある程度の感染者増は予想できます。


地方自治体や国が出す基準を参考にしつつも、何でもかんでも鵜呑みにするのではなく、周辺の状況に応じて柔軟な対応を取る。
(これが難しいのですが)
このような考え方が重要ではないかと思いました。


今回の記事を一言でまとめると、
考える力と調べる力が大事だということです。

子育てをするうえでも、
子供に上記の思考をつける必要があると感じます。
それは、読み書きや計算を解くというよりも、日常のいろんな物事に関して親子で一緒に考えてみる過程が大事です。

例えば、
最近自転車(三輪車)を購入したのですが、
砂場の上で漕ぐと上手く進まず、コンクリートの上で漕ぐと簡単に進むことをツインズは発見しました。

最初に砂場の上で漕いでいると、進まないことに疑問を持つ娘たち。


そんなときに「どうしてそうなると思う?」と尋ねてみて下さい。
そして、この言葉を日常で使うようにして下さい。

正誤は気にせず、とりあえず考えることが大事。
そして、お父さんはこう思うと言って一緒にやってみたり、調べたりする。

こうやって少しずつ、自ら考えるクセ、調べるクセをつけさせましょう。
その為には、親も日頃から考える訓練が必要です。

忙しい日常に流されることなく、正解の無い時代を生き抜く為にも、この思考を忘れずにしていきたいです。


頂いたサポートは、より良い育児を実践するための費用に充てたいと思います。これを通して子供の教育を、親を、日本を良くしていきたいです。よろしくお願いします。 twitterも活動中です。https://twitter.com/futakomi