駆け出し百人一首(24)家にあらば妹が手まかむ草枕旅にこやせるこの旅人あはれ(聖徳太子)
家(いへ)にあらば妹(いも)が手(て)まかむ草枕(くさまくら)旅(たび)にこやせるこの旅人(たびと)あはれ万葉集 巻三 415番
訳:家にいたら、この人も伴侶と抱き合って眠っているだろう。旅路だから、草の枕に横たわって亡くなっているこの旅人は気の毒なことよ。
Poor you! You are dead alone on the grass. If you were at home, you would sleep on your wife's arm.
『万葉集』の挽