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12-4.特別企画「公認心理師」受験生のライフデザイン応援

(特集 心理職ライフデザイン:平木典子先生に聴く)
宮川 純(河合塾KALS講師)
Interviewed by 下山晴彦(東京大学教授/臨床心理iNEXT代表)
Clinical Psychology Magazine "iNEXT", No.12

1.はじめに

今回は,公認心理師試験や臨床心理学系大学院試験の予備校である河合塾KALSで講師として受験生を指導し,キャリア支援をしている宮川純先生をゲストにお迎えして,「公認心理師」受験生のライフデザイン応援というテーマでお話をお聞きする。

「公認心理師」受験は,単に合格を目指すだけのものではなく,受験生が描く“心理職としてのライフデザイン”を実現するための手段といえる。そこで,宮川先生には,心理職を目指して試験勉強に取り組む受験生に接する中で感じておられる公認心理師試験の意味について伺う。これは,単に受験生にとっての意味というだけではなく,心理職としてのライフデザインにとっての意味ということも含む。その点で本記事については,公認心理師を目指す学生や受験生だけでなく,そのような学生や受験生を指導する大学教員の先生方や,実習先で学生の指導をしている心理職の皆様にもぜひお読みいただきたく思っている。

本号の記事は,2020年11月20日に実施したオンラインインタビューを記録に基づいて構成した。インタビュワーは下山が務めた。Zoomの運営管理については北原祐理(東京大学特任助教)と井上薫(東京大学特任研究員),記事作成については,井上薫に加えて石川千春,高堰仁美,谷真美華,柳百合子(いずれも東京大学大学院臨床心理学コース博士課程)が担当した。

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2.そもそも心理職とは何なのか?

──心理職のライフデザインに関しては,「公認心理師」受験に合格したからといって,必ずしも心理職の仕事に就けるわけではありません。技能を高め,自分に適した仕事を見つけてキャリアを積んでいくことが必要となります。その点で「公認心理師」受験の合格は,心理職としてのキャリアデザインを描くことの出発点という位置づけです。先生は,公認心理師の勉強をスタートする段階,つまり大学院受験や公認心理師受験に取り組むという点で,心理職のキャリアのスタートに立つ受験生を見ています。そこで,最初に受験生に接していて感じることを教えてください。

大学院受験をする段階,そして臨床心理士や公認心理師を受験する段階というように時間軸に追って話させて頂きます。大学院受験の段階では,「心理職の仕事がどういうものかきちんとご存知だろうか?」と感じることがあります。例えば,心理職を目指すと言いつつ,これまでに心理職に会ったことがない方もいます。また,「社会に心理職が求められる理由は何か?」という論述問題を出題すると,「ストレスを抱えている人が多いから」,「悩みを持っている人が多いから」としか書けない学生が多くいます。その理由だけでは,友達や家族に相談すれば良いことになってしまいます。「心理職でなければできないことは何か?」を述べられる方は,決して多くありません。

そこからわかることは,心理職像がボヤッとしているということです。つまり,多くの学生が上記の論述問題に答えられない原因の1つに,世の中に心理職がきちんと理解されているとは言い難いということがあります。心理職として「寄り添うことや共感することが大事」ということは分かっていても,そこで理解が留まっている学生が意外と多いです。心理専門職が世の中に必要とされる理由として「研究に裏付けられた知識や技能・専門性」という言葉が,学生たちからスッと出てくると良いと思っています。

──とても重要な指摘ですね。ライフデザインを描くためには,自分が目指す専門家のイメージを具体的にもてることが重要です。医者や学校の先生は,誰でも知っています。ところが,多くの人は,実際に公認心理師や臨床心理士といった心理職の仕事を見る機会がありません。それで,心理職の専門性のイメージをもてません。その結果として,具体的知識がないまま,自分の理想を追い求めることになりがちになります。

公認心理師の制度では,学部で単位を揃えるため,高校生の段階で決意しなければいけません。心理専門職はどのような職業なのか,高校生の段階で理解していなければならない。その難しさが,心理職のライフデザインの根本的な課題となってくるのではないかと思っています。18歳の子に,心理師を目指す決断をしてもらうための情報を十分に提供できているのかという疑問があります。この点に関して,今後,努力してできることはまだまだあると思っています。特に,下山先生がおっしゃっているアカウンタビリティや,専門性を世の中に伝えていくこと,心理職の専門性を世の中が認めることで専門性が確立するということが,今まさに必要とされている実感があります。

──大学院で心理職育成に取り組んでいる教員としては,幅広い人材が大学の心理系の学部に入学してきてほしいと思います。しかし,そのための努力をしないと,偏ったイメージで心理職を目指し始める人も出てきてしまいます。心理学系の学部に入ってくる人の入り口をなるべく広くしたいですね。次に公認心理師試験を受ける方と会っていての感想を聞かせてください。

我々の予備校を利用して公認心理師試験を受ける方はGルートの方がとても多いです。現場経験があるので,細かい知識やエピソードを教えていただき新鮮である反面,スタンダードな心理学の知識を持っていなかったりします。そういった面で,とてもアンバランスさを感じます。しかし,そのような人に心理学の知識を提供することによって,今までしてきた仕事に対して「そういうことだったのか」「今までの仕事の向き合い方が変わった」とおっしゃって頂くことも多く,まるでコンサルテーションをやっている感覚もあります。自分が伝えた心理学的なものの見方によって,その人の現場での見方が変わる。そのため現任者の方々は,「とりあえず資格を取りたい」というよりは,これをきっかけに「心理学を勉強したい」という心理学への期待や高いモチベーションで臨んでいる方が多い印象です。

──現任者の中には既に臨床心理士として活躍している人が多くいます。しかし,臨床心理士は,学部での心理学履修は必須ではありませんでした。むしろ軽視していた側面もありました。公認心理師試験は,その欠けていた部分を補い,心理職の活動の幅を広げるという意義があるということですね。

公認心理師受験は,臨床心理士だけでなく,福祉や医療の職種として働いていた方も受験します。その点で新しい視点を持った方が入ってくることで,心理職の世界が広がります。一方で,広すぎるという問題になってくることもあるかもしれません。新鮮に感じる一方,新しい血が入ってくることに拒否反応を示す方もいます。その辺りが,いい具合に混ざって新しい視点も含んだ,新しい心理職の形が形成されるとよいと思っています。いずれにしろ,公認心理師試験をきっかけに心理学的な発想を持った方が世の中に広がっていくといいなと願っています。

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3.「公認心理師」試験の特徴

──心理職のライフデザインを作っていく際の出発点となる「公認心理師試験の特徴」について教えてください。

第一回試験の第一問が「サイコロジカル・ファーストエイド」に関する問題でした。これはとても印象的で,度肝を抜かれました。個人的に,第一回試験の第一問にこの問題を持ってきたことに,強いメッセージ性を感じました。東日本大震災の時に,エビデンスに基づくとはいえないアプローチによってかえって混乱を深めてしまった子どもたちの話があったかと思います。被災地支援においてもエビデンスに基づくアプローチが必要であり,公認心理師というのはそういう専門的なアプローチをしていく資格なのだという主張が,この第一問に現れていた気がします。

──確かに「公認心理師」というのは,それまでの心理臨床の実践に対してインパクトを与えようという意図があると思います。到達目標の中に「エビデンス・ベースド・アプローチ」が入っているが,それを最初からぶつけてきたというわけですね。

そういう部分はあると思います。その後の,北海道の追試験では認知症の問題が多かったです。第二回試験は不眠など睡眠の問題が多かったです。時代として求められている支援やエビデンスに基づく支援など,そういったものを試験に取り入れようとしている感じがします。

──試験関係者が「この試験は専門職を育てるものではない。医療や福祉の領域での実務者を選抜する試験なのだ」と言っているのを聞いたことがあります。心理職として不服ですけど,それは公認心理師や公認心理師試験の隠れた意図としてあると思います。

事例問題では「いきなり介入する」という対応がNGな問題が多いです。まずは客観的にアセスメントをすることを前提として,自分の持っている心理療法の知識を振りかざさない,実務者としての態度を求めているように思います。また,「公認心理師としてこうあってほしい」という基本姿勢を確認する試験のようにも思われます。

──基本と言いながらもすごく細部の情報についての問題が多く出題されます。そこが受験性にとってはつらいところですね。特に行政の制度や法律の細かな規定や,何歳以下の子どもが対象ならばどの検査といった問題が出ます。それは,マニュアルとか読めばわかることと思いますが。

知識を問う問題はベーシックなものからマニアックなものまで,並列的に出題されているので受験生は,どこを中心に勉強したらよいか,分からなくなってしまう場合があるでしょう。また,基本的な考え方である根幹よりも,細部の知識である枝葉にこだわってしまいがちな問題構成になっているようにも思われます。

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4.「公認心理師」試験の勉強の仕方

──そのような特徴をもつ公認心理師試験の準備をするというのは,非常に難しいと思います。専門職として発展するためには,枝葉ではなく,心理職の根幹にある知識と技能を習得して欲しい。ところが,受験生は,心理職のライフデザインを描くためには,試験に合格して資格を得ることがスタートとなります。試験対策となると枝葉もやらなくてはいけません。受験生は,どのように試験に備えたら良いでしょうか。

過去問を見ると細部の知識を学ぼうとマニアックな勉強になってしまう可能性があります。実際にそういう人が散見されます。細かい知識という「種」をひたすら集める作業に終始してしまうと,あまり効果がありません。基本となる「土」が十分に耕されていないところに知識という種をたくさん植えても,収穫される作物はたかが知れているからです。

長期的な視点に立ってみれば,いずれ色々な種を植えるけれども,まずはしっかり土を耕してほしいと思っています。「土を耕す」ということは,心理学とはどのような学問なのか,臨床心理学の専門性はどういったところにあるのか,といったことを表しています。例えば記憶の心理学を学ぶ際は,人間の記憶とはどのような性質をもっていて,それを学ぶことにどのような意味があるのか,などをまず知って欲しいと思っています。それぞれの学びにどのような意味があるかを考え,しっかりじっくり土を耕してほしい。こういった勉強は,作物を育てているわけではないので直接的に得点力にはなりませんから,やっていて意味あるだろうか……と思われてしまうことも多いのですが,必ず意味はあります。

慌てて種を植える前に,まずはしっかり土を耕す。遠回りにはなるが,きちんと種を植えたときに良い作物が育つ。たくさん良い作物が取れたならば,それを使っておいしい料理も作れる。予備校として,どうしてもビニールハウス的に無理やり作物を育てることが求められる場面もありますが,それでも丁寧に勉強してきている方は強いと思います。学部生で公認心理師を目指している方には,特に上記のことをしっかりお伝えしたいです。

ただ,「今年受験します」とか,「試験まであと半年」となったならば,その時は現実的な勉強を進める必要があります。種を植えて収穫することをやらなくてはいけません。そのような場合は,まず過去問だと思います。過去問を徹底的にやりこむこと。あとブループリントのキーワードを一通りおさえること。公認心理師試験に向けた学習は,やはりこの2点に集約されると思います。

ブループリントには2%であったり5%であったり,出題の割合が公表されているので,基本的に勉強時間はその割合に従うのが,あと1年,あと半年になったときの考え方であると思います。よく2%の分野は捨ててしまう方もいますが,2%分は勉強してください。出題割合が高いところだけ勉強しますとか,低いところはもう捨てます,ではなくて,2%の部分でも基本的なキーワードは答えられるように勉強しておいた方が,最終的には合格への近道になるでしょう。

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5.ワールドツアーとしての「公認心理師」試験勉強

──公認心理師試験の勉強は,長期的にみるならば「種をまいて収穫をする」ことに喩えることができるということでした。その場合,「収穫」とはどのようなものでしょうか。

僕は公認心理師試験に向けた勉強は,心理学のワールドツアーだと思っています。心理学の世界一周旅行です。公認心理師試験の勉強を通じて,ありとあらゆる心理学の世界を旅することができます。「あれもやらなきゃいけない,これもやらなきゃいけない」と思うと大変です。でも,ワールドツアー,世界一周旅行すると思うとちょっと楽しいじゃないですか。

今まで興味がなかった分野のテーマ,例えば,知覚,認知,記憶,言語,さらには法律や制度といった事柄を学ばなければなりません。やらなければいけないと考えがちですが,試験をきっかけに,知らなかった世界を見に行くことができると考えることもできます。例えば,選択的注意という概念を知ることで,「話すこと全てが伝わるわけではないんだな」と改めて感じることができます。

心理学のワールドツアーに参加することによって,色々な世界を見ることができます。僕自身も,公認心理師試験に関わる仕事をさせてもらうようになってから,見たことない世界や,今まで見ようとしてこなかった世界があったんだと気づいて,とても新鮮に感じています。本当にここ数年で,新たな視点が増えました。だから,公認心理師試験に向けた勉強の一番のメリットは,心理学の世界をきちんと旅することができるということだと思うのです。旅した結果,心理支援の捉え方や見え方が変わって,視点が豊かになったならば,それはとても素敵なことではないでしょうか。

──狭い心理療法ワールドを越えて世界ツアーをすることで,法律など,心理職が普通知らない知識も覚えることになります。他分野の知識があれば,多領域で活躍することができます。

そういう専門性を持った方が活躍して,心理職はすごいなあと価値を感じてもらえるようになってくれればいいですね。ただ,案内人(予備校講師)としては,現状,名所もマニアックなスポットも並列な知識として並べられている状態なので「ここは押さえておくべき名所」「ここは気が向いたらいくような所」といったように,上手くみなさんをガイドできるようになりたいなとは思っています。

あと僕は,この試験で法律を学ぶことに対して,もともと懐疑的でした。心理職がここまで法律を勉強しなければいけないのかと思いながらやっていました。でも,法律を勉強することによって「時代が何を求めているか,理解することができる」と考えるようになったのです。例えば,教育機会確保法によって不登校の子が必ずしも学校復帰することが全てではないと明記されました。また,労働施策総合推進法によってパワーハラスメントの話が法制化され,法律で定義されるようになりました。このように,法律を知ることによって時代の動きを知ることができます。そうやって「法律を学ぶ意味」を理解できたのは,「法律」という国を旅させてもらったからではないかと,今では考えています。

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6.公認心理師試験で始まる心理職としてのキャリア

──公認心理師試験に受かるというは,受験生がその後に心理職としてのキャリアを発展させるスタートに着くということでもあります。その点から公認心理師試験の意味についてお話を聞かせてください。

まず僕は,心理学が地球上で1番楽しい学問だと思っています。だから,受験勉強するからには,先程のワールドツアーのように,やっぱり楽しんで勉強していただきたいなと思っています。やらなければならない勉強というよりは,それによって色々な世界が見えてきて,色々な発見がある旅のようなもの,と捉えると良いのではないでしょうか。見たことがない景色を見たことによって,気づかなかった人生のあり方や新たな方向性を見つけたり,何らかの支援に関わっている方はその支援のあり方が変わってきたりなど,新たな発見がキャリアアップにつながってくると思います。心理学にはとても可能性があって,もっともっと活かされたらいいなと思うし,それがもっと認められるような世の中になったらいいなと思っています。そのための努力というのは,ぜひ頑張っていきたいです。

──公認心理師試験は,専門職である心理職になるための入り口です。心理職は,心理学の専門職ですから,通常は心理学や臨床心理学の勉強を専らにすれば良いと思う。ところが,実際に受験準備を始めると,「5分野の法律や制度まで覚えなければいけないのか」「医学までやらなければいけないのか」と思い,ときには苦痛を感じることもあります。しかし,そのような広範囲の知識を学ぶことによって視野を広げることができます。それは,受験勉強をするメリットでもあると思います。そう思うと受験勉強への取り組む姿勢が違ってくることもありますね。

公認心理師試験対策を始めるまで,僕はホルモンという存在が,実はよくわかってなかった。心と同じで目に見えるものでもないし,ぼやっとしていました。公認心理師試験の対策を担当させてもらって,きちんとホルモンには,体を整えるための色々な働きがあるのだとわかりました。多分この仕事をしてなかったら,ホルモンは焼肉屋でたべる美味しいものとしか思ってなかっただろうと思います。脳科学の世界も,こうやってお仕事をさせてもらって,その世界に少しではありますが足を踏み入れた。きっかけを与えてくれたという意味で,今は感謝しています。

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7.心理職としてのライフデザインを視野に入れた学びへ

──ライフデザインとの関連でいえば,5分野の内容,さらにはそれぞれの分野の法律や制度を知っていれば,自分の心理職としてのキャリアをこの分野で発展させたいという選択の幅が広がります。つまり,心理職として多様な選択肢の中から自分に適したキャリア選ぶことができるようになります。公認心理師試験をポジティブに捉えるならば,心理職のライフデザインの可能性を広げるメリットがあると理解できますね。

そうですね。ただ,やっぱりそれでも公認心理師試験は知識としてマニアックな問題が多いです。事例はどちらかというとベーシックな出題が多いですが,それでも正解の選択肢が必ずしも実践の場で正しいとは言えない場面もあります。そうするとやっぱり,公認心理師の試験に受かったからといって,これで一人前の心理職になったとは言えないことを,しっかりと自覚しておく必要があるように思います。その先にそれぞれの現場で求められる,より具体的な知識や技術・経験が必要になってくるでしょう。ですから,臨床心理iNEXTで挙げている「公認心理師のその先へ」というコピーがとても大切になると思います。合格の先をきちんと見据えたキャリアアップをしていかなければならない。公認心理師資格を持っているだけでは,宝の持ち腐れになってしまう可能性も高いと思います。

ですから,公認心理師資格の取得後に継続研修が必要となると思います。基礎を振り返る意味で,合格後も公認心理師試験があるたびに再び解いていただくのもよいかもしれません。また,これからの実務に必要な知識や経験を積むために,臨床心理iNEXT,その他様々な研修や学会にやはり積極的に参加していただきたいです。更新制度がない公認心理師がキャリアを蓄積していくために,そのようなことが必要ではないかと思います。

──心理職が視野を広げるために,そして様々な分野で活躍をする人材を育てるためには,出発点が間違っていると大変なことになります。専門職は,資格取得後に心理職としての発展段階を踏んで成長していきます。年季がかかります。まずは,適切な試験勉強をして,発展に向けての土台を造っていく。そして,臨床心理iNEXTもそうですが,次の段階を用意する。次の段階も,さらに次も用意していくという道筋を,今度は専門的に仕事をしている人間が若い人のために提供しなければいけませんね。合格すればよいのではなく,専門職としてのライフキャリアの発展に至る道筋を作っていかなければいけません。受験生や初心者の人が,「次はここだな」と先を見ながら勉強や訓練を受けることができるようなればよいと思います。

本日は高校生の話から始まりましたが,そのあたりから将来的に心理職として現場で働き,キャリアを積み重ねていくまでの一連のライフプラン,ゴールドスタンダードがあると良いと思います。もちろんそれは人それぞれ,場合によりけりであるはずですが,1つのモデルが何らかの形で示されたら,より良いと思います。本日は,ありがとうございました。

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