タロット物語#11_小さな波紋
久しぶりに「わたしのタロット物語」を更新したいと思います。
このところ、世の中の動きもどうやら、大きな分岐点にあるのかなと感じています。オリンピック、自然災害と、大きなエネルギーの流れを感じる日々ですが、みなさんご自身、気持ちの波みたいなものはないでしょうか?
世の中がゆれ動くとき、わたしたちも少なからず影響をうけますので。
こんなときは、「無理せずにいこう」と、気楽な気持ちで、あせらずに、ゆっくりお過ごしくださいね。
さて、前置きが長くなりました。
わたしはというと…。
ここ最近の流れを感じるにあたり、「世の中の動き」と、「自分の動き」を照らし合わせて考えていました。そこで、少しばかり、皆さんにもヒントになるのでは、と思ったことがありましたので、本日はタロット物語11話をお届けしたいと思います。
今日の話は、「小さな波紋」についてです。
この言葉を聞いて、どんなイメージが思い浮かびますか。
あたまを少しだけ空っぽにして、ご自身が、静かな水辺(とても気持ちがよくて、やわらかな光が差し込んでいる場所)に立っている姿を思い浮かべてみてください。
そこに一滴のしずくが、ぽとん。
あなたの足元で、静かな水辺の中に落ちた、小さな小さな一滴のしずくは、波紋となって、水辺にふわ~っと広がっていきました。
その広がりをイメージできましたか。
これと同じようなことが、人生のなかで起きるのです。
話が急展開して、ごめんなさいね🙇
ここでは、最初のきっかけを「小さなしずく」に例えましたが、
「小さな種」でもいいのです。
種のときには、その存在に気づかないような小ささなのです。
なにも気に留めないような、「小さなはじまり」が、いつの間にか「大きなムーブメントを起こす」…。
こんなことが人生に起こり得るなんて、あとになってみないと分からないことも多いものです。
それは、「可能性」という言葉に置きかけてもいいかもしれません。
わたしたちは、未来に大きな花を咲かせる可能性を秘めた存在。
だけど、すっかり忘れてしまっていて、日々の小さなしずくや種を無いものにしたり、自分自身で粗末に扱っていたりします。
波紋の広がりに気づきもせず、背を向けて別方向へ歩き出したり、種から芽が出て少しずつ伸びてきているのに、途中で水をあげることを止めたり。
ここに書いているのは、あくまでたとえ話ですが。
皆さんの中で置き換えられる話かと。
人は誰しもが、大きな可能性を秘めている存在。
いまがどんな状況であろうとも、ここから先、変わっていけるのですよね。
大きなムーブメントを起こすはじまりの一歩は、
ほんのささいなこと。
これまで、タロット物語につづってきたことは、わたし自身の「波紋」のような日々の記録です。それ自体、たいしたことはありません。それほど、ささいなことだからです。
ここに至るまで、そう感じてきました。
でもね、そうじゃないと気づきました。
これは、わたしだけではなくて、みんなもそう。
日々、何でもないような顔をして
「奇跡」は目の前にあるから。
なんでもない、ちっぽけなものだとスルーするのか、
これはとんでもない、奇跡のような小さなカケラだと思うのか、
それだけで、波紋の広がりは違ってくるのです。
わたしの中にある小さなカケラ。
消えてしまいそうなほど、小さいから。
もっと大事にしていきたいなと思っています。
最後まで、お読みくださりありがとうございました❤
何かしらの「ヒント」を受けとってもらえたら
幸いです。
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