見出し画像

言語学習〜オフラインの大切さ〜

はじめに

こんにちは.noteで言語学習について書く中で,今までの学習方法を見直す事ができました.2010年代から英語学習を行い始め,10年近く経っています.2010年代に比べて2020年代の言語学習の教材の多さに本当に驚いています.

例えば現在はスマートフォン一つで言語学習ができちゃいます.言語学習アプリも2010年代は使える感じでしたが,最近は動画を使ったアプリやAIなどを使ったアプリなど本当に便利です.

オンライン英会話・言語学習のサイトに関しても,数年で大きく変わりました.昔は毎回先生のスカイプのアカウントを登録しスカイプで通話するという形でした.現在はそれぞれのプラットフォームでできますし,録画なんかもされています.

情報社会のおかげですね.便利なものを使えば使うほど,高速で効率的に勉強できている気がします.便利で良い物はどんどん取り入れようと思っているので,新しいものにも敏感であろうと思っています.ただ変化のスピードが早くついていけてない事も多々あります.また,情報量が多くて何が良いのかわからないという事もよくあります.


便利であり有益な情報も多い現代

最近,60代の方と「現在と80-90年代の言語学習の違い」について話すことがありました.

当時は有益な情報が少なかった.情報量が少ない分,手元にある教材をやり切った.現在は有益な情報が多い.便利でより良い学習ができる一方で情報が多すぎる為,最後までやり切る事が少なくなってしまった.

私の経験でも高校生の頃は英語学習(受験勉強)をするための教材を手に入れるために,とりあえず本屋に行っていました.個人的にはコラムでの筆者の一言などがとても好きでした.

今は「TOEIC 勉強時間」「英検 勉強方法」などなど勉強方法や勉強時間についてネットでまず調べることが本当に多いです.英語学習に関する情報は現在無限にありますよね..有益な情報・教材が増える事は本当にありがたく,だからこそより良い学習ができていると思っています.ただ勉強方法を調べて満足し,実際に勉強していないという事も多々あります.


この記事でカフェで勉強する時には最低限の教材を持っていくようにしているということを書きました.言語学習に限らず私は日常生活において,物・情報量も少なめにするように心がけています.


きっかけは”ミニマリスト”

ミニマリストとは,ものを減らして必要最低限のもので暮らす人たちのことを指します.言い方を変えると断捨離を突き詰めた人たちという感じでしょうか.断捨離というと日本のこんまりさんもとても有名ですよね.

私はこの本を読んで知りました.ミニマリストという言葉を知りました.Netflixでもドキュメンタリーがあるようです.私はミニマリストではありませんが,これを読んだ時にはメルカリで服やテレビなど色々売りまくりました.ものを少なくするようにしてからは掃除の時間であったり,引っ越しなど楽になりました.これがきっかけで,物を少なくする良さに気づく事ができました.


携帯の無しの生活

ちょうどミニマリストにハマっていた時に,携帯が壊れ1ヶ月ほどパソコンだけで生活する事がありました.友達からiphoneをもらったのですが他社のsimカードを購入してしまったため使えませんでした.次のsimカードを変えるまではネットはお預けでした(当時はSIMロックというドコモで買ったiphoneはソフトバンクのSIMカードが使えないなどの制約がありました.)

バイトもあまりしていなかった時期だったため,結局数ヶ月電話番号無しの生活になりました.この時はWifiがあるところに住んでいたので家ではネットが使えました.しかし家や大学から一歩出るとネットがありません.

携帯が無い/ネットが使えない/電話番号がないというのは本当に不便でした.ただ不便の中にも楽しさがあった気がします.

友達との待ち合せ方法も外でネットが使えないと大きく変わります.時間も適当で場所も適当ある程度決めてあとはその時に連絡をとって集合という感じでした.カフェで集合したりするようになりました.また,急な誘いができなくなり,また誘われなくなりました.予定を組んで生活するようになったといえばプラスです.

街に行ったりする時も,目的地までのルートがわからないので,道をおぼえたりWi-Fiがあるところによったりして目的地までいくようになりました.不便ではありましたが,おかげで土地勘や道を覚えられるようになったと思っています.

外でネットが無いことは不便だけで終わらせる事ができたのですが,電話番号がないことが問題になる事が多かったです.

銀行口座の開設や市役所での書類関係で電話番号は必須になります.また就活のサイトでも携帯の電話番号が必要になり登録できないなんてこともありました.(就活サイトの一部は海外の電話番号でも登録ができなかったりします.)そのため携帯無し・電話番号なし生活は流石に数ヶ月で終わりました.

良かった事はむやみやたらに情報が入ってこなくなった事です.例えば友達と会う時も携帯を触るのではなく友達との会話に集中するようになったり,街を歩くときは街並みをたくさんみるようになりました.この経験がきっかけで最低限のアプリ以外はデータ利用をオフにしています.


ネットが無い言語学習

ネットが無いと言語学習の方法が限られてきます.不便ではありますが,工夫次第では言語学習に集中できる時間が増えます.

移動時間の過ごし方が私は大きく変わりました.ネットがあったときは通学のバス・電車の中はとりあえずインスタかTwitterを開くという事がほとんどでした.ネットに繋げないとこれができません.一気に情報量が減り始めはソワソワしていました.コーヒーを毎日飲む人が飲めないと頭が痛くなるというような感じでしょうか.

移動時間を楽しむために携帯に音源をダウンロードしたり(今はSpotifyなどでダウンロードも簡単になりました),やる気があるときは教科書を読んだり,英語のリスニングをしたりするようになっていきました.だんだんと英語学習が習慣化していき,毎日通学はリスニングをするようになりました.

ネットが無いと連絡を取ることもできないので,30分間全てリスニングに充てる事ができました.これのおかげで私の英語力は大きく向上しました.当時はDUOの音源を聴いていました.


ネットが無いときはオンライン英会話はできませんでした.英会話は対面のみです.とても勇気が入りましたが,バイト先で海外からの旅行者と話してみたり,大学主催の言語交換に参加してみたりと,オフラインでも言語に触れる時間を増やそうとしていました.

不便ではありましたが,コミュニケーションが私が言語を通してやりたいことであることであったため,結果として対面での会話が大きなモチベーションとなりました.

対面での人との会話というのはオンラインでの会話では決してない心にくる良さがありますよね.真剣度が違ってきますね.友達や家族とは,やっぱり実際に会いたいみたいな感じでしょうか.

最近,効率的・生産性を高くするみたいなことばっかり考えていたため会う人が本当に少なくなってしまいました.たった今これを書きながら,急いで勉強しようとしている感じになっているなと気づく事ができました.


私にとっては対面での人と話すことが楽しい学習方法とわかっているのでオンライン英会話ではなく対面の英会話にしてみるというのも良いのかもしれません.ただ時間と効率を考えてしまいそのオプションを選ぶ事ができていません.

効率の良い,効果的な勉強法を続けられるとより早いスピードでの言語習得に繋がるのは間違いないと思いますが,もう少しマイペースで勉強の過程も楽しむべきですね.


さいごに

きっかけは携帯が壊れるという問題からでしたが,ネットが無いからこそ無駄な情報に踊らされる事が少なくなり,精神的に疲れることも減ったのかなと思います.

とても便利なものが増え,有益な情報が多い中でも,意識的に情報量を減らすことで,その時に集中しやすくなったと思っています.

英語学習についても,オンライン英会話をする時は,それ以外のページを閉じてみる,教科書を使うときは携帯の電源を切ってみるなどすることで,その学習に集中できるようになるのかなと思っています.

今日もここまで読んでいただきありがとうございました.ご意見・ご感想がありましたら是非コメントしていただけると嬉しいです.

サポート本当にありがとうございます.頑張ります!!!